ゲーム1週間:PSN不正アクセス問題でソニーが謝罪会見 別会社で新たな流出も

ソニーの会見で謝罪する平井一夫副社長(中央)ら経営陣
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ソニーの会見で謝罪する平井一夫副社長(中央)ら経営陣

 1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今週(1~7日)は、PS3・PSP向けネットワークサービス「プレイステーションネットワーク(PSN)」の個人情報流出問題でソニーが謝罪会見を開いたニュースや、新たにオンラインゲームに関係する約2400万件の情報流出が明かされたニュースが注目を集めた。

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 1日、ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション3」のインターネットサービス「プレイステーションネットワーク」などへの不正アクセスが発覚し大量の個人情報が流出した恐れがある問題で、ソニーが東京都内の本社で会見を開き、平井一夫副社長は「個人情報の漏洩(ろうえい)の可能性について、ユーザーの皆さまには多大な不安とご迷惑をおかけしていることを深くおわびします」と謝罪した。

 対策として、外部調査会社による調査を行い、セキュリティーレベル強度を検証したうえでソフトウエアの監視機能と管理の強化、データ保護の暗号化レベルの強化などを実施。またサービスの再開にあたり、システムソフトウエアをバージョンアップし、利用者にパスワードの変更を義務付ける。また実質的な補償として、特定コンテンツの無料ダウンロード、定額サービスパッケージの無料加入(1カ月)などを実施する。

 また、3日には新たにグループ会社のソニー・オンラインエンタテインメント(SOE、米サンディエゴ)が運営・管理するオンラインゲームのシステムから約2460万件の個人情報が流出した可能性があると発表。個人情報の流出件数はグループで1億件以上に拡大する可能性が出てきている。(毎日新聞デジタル)

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