吉幾三：山本譲二と泥酔トークショー 酒の失敗談次々と暴露

　歌手の山本譲二さん（61）と吉幾三さん（58）が21日、レストラン「HOOTERS TOKYO」（東京都千代田区）で行われた7月1日公開の映画「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」（トッド・フィリップス監督）のトークショーに登場し、映画にちなんでビールやワインを飲みながら酒の失敗談などを披露した。

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　2人はレストランのウエートレス“フーターズガールズ”に付き添われながら登場、美女のウエートレスにワインなど酒を次々と注文しながらほぼ下ネタのトークを展開。吉さんは「酔って寝てしまい起きたときに思わず『家に帰らなきゃ』と言ってしまい妻に『どこに帰るの？』と言われ、そのまま30分間説教を受けた」などと映画に負けないエピソードを次々と暴露し、会場を盛り上げた。

　酔いも回ってトークはますますヒートアップし司会を務める女装パフォーマーのブルボンヌさんが遠慮がちに「映画のタイトルは『国境を越える』ですが、そろそろ時間も超えていますが……」と言うとすでに“ハングオーバー”状態の吉さんがブルボンヌさんに近づきキスをして黙らせるという一幕もあった。イベントは20分ほどオーバーして終了、この時点で2人はワインだけでも2本を開けたことを告白した。4人の男の友情も描かれている本作だが、吉さんは山本さんのほかに歌手の鳥羽一郎さん、細川たかしさんの名前を挙げ「ヤバいことしてもかばい合える仲間」と語った。酔って憎まれ口をたたきながらもお互いの仲間を大事に思っているという長年の友情を感じさせた。

　同作は、興行収入2億7700万ドル（約243億3000万円）という全米コメディー映画史上最高額の大ヒットを記録した「ハングオーバー！　消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の続編で、今回は舞台をタイに移し、おなじみのメンバーたちが“史上最悪の二日酔い”騒動を巻き起こす。遠い異国での記念すべき結婚式前々夜、悪友たちにとってそれは独身最後を祝う最高の夜になるはずだった。しかし、翌朝二日酔いから目が覚めると、部屋はめちゃくちゃ、式を控えた新郎の顔にはタトゥーが……！　花嫁の弟は消え、代わりにベストを着たサルが……！　昨夜の記憶ばかりかパンツも髪もない！！　それでも迫る結婚式、数々の手がかりを頼りに彼らは失われた記憶と花嫁の弟を取り戻すことができるのか……というストーリー。7月1日公開予定。（毎日新聞デジタル）