山田涼介:なでしこ優勝時「ソファから立ち上がった」 映画「スマーフ」アフレコ会見

3D映画「スマーフ」の場面写真(c) Courtesy of Sony Pictures Animation
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3D映画「スマーフ」の場面写真(c) Courtesy of Sony Pictures Animation

 アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さん(18)と知念侑李さん(17)が19日、東京都内のスタジオで行われた3D映画「スマーフ」(ラージャ・ゴスネル監督)の日本語吹き替え版のアフレコ会見に登場した。サッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝したなでしこジャパンのことを聞かれた山田さんは、「(試合は)ニュースなどで見たのですが、PK戦を見てうわーってなって、ソファから立ち上がりました。今年一番の盛り上がりだと思います。感動しました!」と興奮気味。知念さんも、「その勢いをもらって、『スマーフ』も同じ青色をしているしまた日本を盛り上げていければと思います!」とアピールした。

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 「スマーフ」は、ベルギーの漫画家ピエール・クリフォール(ペヨ)さんが1958年、マンガ雑誌「スピルー新聞」の連載コーナー「ジョアンとピルルイ」に脇役として登場させたキャラクター。どこかの森の中に住んでいるという設定で、青色の肌をした小さな体をしている。脇役ながらも瞬く間に人気となり、スマーフを主人公にしたシリーズが描かれている。

 映画は、邪悪な魔法使いガーガメルによって村を追われたスマーフたちが、突然開いた大きな穴にのみ込まれ、米NYのセントラルパークへと放り出されてしまう。NYに取り残されたスマーフたちが、ガーガメルに見つかる前に自分たちの村へ戻る方法を見つけなくてはならない……というストーリー。「ビバリーヒルズ・チワワ」のゴスネルさんがメガホンをとり、「シュレック2」のJ・デビッド・ステムさんとデビッド・N・ワイスさんが脚本を担当。アントン・イェルチンさん、フレッド・アーミセンさん、米歌手のケイティ・ペリーさんらが本編の声を演じている。

 声優初挑戦で、不器用でおっちょこちょいなクラムジー役を務めた山田さんは、「(ファンのみなさんに)僕はクールとか思われているかもしれないですけど、そんなにクールな性格じゃないので、やりやすかったというか普段を出せました。ほとんど地声でやっていたのでやりきれたのかなと思います」と満足げ。一方、何でも知っている秀才のブレイニー役を務めた知念さんは、「声優は2回目になりますが、相変わらず難しいなと。画面に映ってないのにしゃべったりするシーンは難しかったです」と苦労を明かした。

 役柄にちなんで、「山田さんのドジでおっちょこちょいな部分は?」と聞かれた知念さんだったが、山田さん本人が「ないだろうね」と自ら回答。山田さんを横目に知念さんが、「(山田さんは)かっこつけて難しい言葉を使うけど、(使い方が)合っていないことがある」と暴露すると、山田さんは、「僕が頭悪いわけではないですよ!」と否定し、笑いを誘っていた。また、ハリウッド映画にちなみ、「共演してみたいスターは?」との問いかけに、山田さんは、米俳優のジョニー・デップさん、知念さんは、歌手のジャスティン・ビーバーさんを挙げていた。

 日本版の主題歌には、スマーフの合言葉「小さくたって力を合わせれば何でもできる!」をテーマに書き下ろされ、9月発売予定の「Hey! Say! JUMP」の新曲「Magic Power」を起用。「Hey! Say! JUMP」が、「1人じゃない!みんなと一緒ならいろんなことを乗り越えられる!」と元気に歌い上げている。映画は9月9日公開。(毎日新聞デジタル)

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