不二家の「ペコちゃん」やライオンの「ライオンちゃん」、明治製菓の「カールおじさん」など、メーカー30社のおなじみのキャラクターたちが20日、「キャラクターオールスターズ」を結成し、東日本大震災の被災地に向け全国キャラバンに出発した。埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで行われた結団式には28体が参加。イオンのキャラクター「ハッピーワオン」や被災地から福島県の「キビタン」や、青森県の「モーリー」なども応援に駆けつけ、集まったキャラクターがステージに登場すると、会場の子供たちから大きな歓声が上がっていた。
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キャラバンは「みんなを笑顔に!日本を元気に!」をテーマにイオンが取り組むイベントの一環として実現。「子供たちの笑顔を通じて日本を元気にする」をコンセプトに東日本大震災の復興支援に賛同する30社の協力を得て、集まったキャラクターたちが全国のイオン35店舗を二手に分かれて回り、最終目的地である宮城県を目指す。
参加するキャラクターは「ペコちゃん」「ライオンちゃん」「カールおじさん」のほか、明星食品の「チャルメラおじさん」、ロッテの「コアラのマーチくん」、ホクトの「ブナピー」、東ハトの「キャラメルコーンくん」、キリンビバレッジの「生茶パンダ先生」、でん六の「でんちゃん」など。また、東北各県の6キャラクター8体とイオンのキャラクター3体も応援に駆けつける予定。
イベントには、キャラバンの名誉事務局長に就任したタレントの石田純一さんも登場。キャラバン隊長に選ばれた同社のキャラクター「ハッピーワオン」にタスキを授与する就任式も行われた。石田さんは「(全国キャラバンで)子供たちを笑顔になってもらって、それを見た大人が元気になってくれれば」と語り、集まったキャラクターを見た感想を聞かれると「すごい迫力。業界の垣根を越えた快挙ですね」と笑顔だった。(毎日新聞デジタル)