辺見えみり:ゲームでは尻尾担当もリアルなモンスターには尻込み

USJのイベント「モンスターハンター・ザ・リアル」前夜祭に登場した辺見えみりさん(右)とモンスターハンタープロデューサーの辻本良三さん
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USJのイベント「モンスターハンター・ザ・リアル」前夜祭に登場した辺見えみりさん(右)とモンスターハンタープロデューサーの辻本良三さん

 テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)で開かれるカプコンの人気アクションゲーム「モンスターハンター」(モンハン)をテーマにしたイベント「モンスターハンター・ザ・リアル」の前夜祭が1日あり、タレントの辺見えみりさんが登場した。全長約20メートルの大型モンスター「リオレウス希少種」の像を見た辺見さんは「すっごい! 上まで見えないですね」とそのリアルさにびっくり。双剣を構えて像の前に立つと、突然モンスターの鳴き声が響き渡り、辺見さんは「リアルですね~。音が本当にすごくて、『来る?!』と思ってしまいました」と終始驚きっぱなしだった。

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 前夜祭にはオフィシャルサポーター約100人が集まり、辺見さんのほか、モンハンの辻本良三プロデューサーがサプライズで登場した。ゲームのファンだという辺見さんは「私はいつも(モンスターの)尻尾(しっぽ)を切ってます。尻尾担当です」と笑顔で話し、オレンジのワンピースとブーツで「リアルに狩りに行く」というファッションを披露。辻本プロデューサーが「夏らしい、装備ですね……。ゲームのスタートにはぴったりだと思います」と苦笑すると、辺見さんは「あんまりいつもと違うのも緊張しちゃうんで、すばやさ重視。ブーツを履くことで防御力アップ、髪を遊ばせることによって、スキルを身につけています」と苦しそうに説明した。

 今回のUSJとのコラボレーションについて、辻本プロデューサーは「本社が大阪にあるということで、スタッフも僕もUSJによく来ていて、クオリティーの高さを肌で感じていたので、いつか一緒にやりたいと思っていた」と経緯を話し、「一切妥協しない。これをお願いしますといって、『無理です』と言われたことがない。見ていただければ分かっていただける。言うことない!」と、同モンスターの出来栄えに大満足の様子。「同じものづくりをしているものとしていい刺激になりました。夢のコラボです」と絶賛していた。

 同イベントは、同モンスターをはじめ、「3rd」に登場するハンターの生活拠点「ユクモ村」を再現。ハンターの自宅や集会浴場、武器、防具なども展示される。また、愛らしい姿が人気の「アイルー」や「プーギー」といったキャラクターも登場してファンを喜ばせる。期間中、会場では3rdのソフトを使って規定クエストのクリアタイムを競う大会を開催。最速の記録を出したプレーヤーには、パーク限定のトロフィーや記念品がプレゼントされる。期間限定で“こんがり肉”味のポップコーンなど、ゲームをテーマにした限定メニューやコラボグッズも登場する。

 モンハンは、プレーヤーがハンターとなって、砂漠や密林などさまざまなフィールドで巨大なモンスターを狩り、獲物からはぎ取った素材で、武器や防具を生産、強化していくアクションゲーム。PSP向けに発売された「モンスターハンターポータブル」シリーズが、友達と一緒に遊べる通信機能が受けて大ヒット。10年12月に発売された「3rd」は、シリーズ最高となる450万本を突破している。25日にはPSP版とも連動できるPS3ソフト「モンスターハンターポータブル3rd HD Ver.」も発売されるほか、シリーズの人気キャラクター「アイルー」が活躍するPSP向けスピンオフ作品「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G」も10日に発売される。イベントは2日から9月30日まで。(毎日新聞デジタル)

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