逆境無頼カイジ:唯一の女性キャラ「美心」が広告に 五つの駅でコスプレ姿

池袋駅で掲出されている「逆境無頼カイジ 破戒録篇」の広告パネル
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池袋駅で掲出されている「逆境無頼カイジ 破戒録篇」の広告パネル

 21日に発売されたアニメ「逆境無頼カイジ 破戒録篇」(日本テレビ)のDVDボックス(1万6590円)の広告パネルが東京駅など五つのJR各駅にこのほど掲示され、唯一の女性キャラ「美心(みここ)」がメイドや女子高生などにふんしたイラストが通行人の目を引いている。

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 「カイジ」は、96年から福本伸行さんがマンガ誌「ヤングマガジン」(講談社)で連載し、コミックスの発行部数が累計1800万部を超える人気マンガ。多額の負債を抱えたカイジが、危険なギャンブルの世界に巻き込まれ、個性的な強敵たちと命懸けの駆け引きをするというストーリー。07年10月~08年3月にテレビアニメ化されたほか、09年10月には藤原竜也さん主演で実写映画化されて人気を集め、今年11月には、ライバル・一条役に伊勢谷友介さんを起用した映画第2作の公開も決まっている。

 アニメ第2弾となる「破戒録篇」では、地下の強制労働施設に送られたカイジと班長の大槻とのチンチロリン勝負、その後の裏カジノで1玉4000円という破格のパチンコ「沼」の攻略が描かれている。カイジ役の萩原聖人さんやナレーションの立木文彦さんら前作の声優陣に加え、裏カジノの店長・一条役で「君に届け」などで知られる人気声優の浪川大輔さんが出演している。

 美心は、カイジとともに「沼」に挑戦する男、坂崎の娘で、番組のエンディングに登場。坂崎そっくりの顔でカイジにせまり、カイジがたじろぐさまが描かれている。今回のパネルでは、駅ごとに異なったコスチュームの美心が描き下ろされており、東京駅はスーツ姿、新宿駅はキャバ嬢、渋谷は女子高生、池袋駅はメイド、横浜駅ではチャイナドレス姿をそれぞれ披露。25日まで掲出される。

 DVDは1~13話を収録した4枚組みで、佐藤雄三監督のインタビューや設定画などが収録されたブックレットなども付属。また、24日には、タワーレコード新宿店で無料発売記念イベントを開催。福本さん、佐藤監督のほか、エンディング曲「CからはじまるABC」を歌うバンド「忘れらんねえよ」、実写コーナー「カイジ箴言(しんげん)リターンズ」に登場する久保ユリカさんらが登場する予定。(毎日新聞デジタル)

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