国分太一:外国人パネラーからMCダメ出し 気分は「幼稚園の先生」と苦笑

「世界のみんなに聞いてみた」でMC国分太一さんのアシスタントを務める枡田絵理奈アナ
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「世界のみんなに聞いてみた」でMC国分太一さんのアシスタントを務める枡田絵理奈アナ

 人気グループ「TOKIO」の国分太一さんがMCを務める深夜のバラエティー番組「世界のみんなに聞いてみた」(TBS系)のスタジオ収録が7日、同局で行われ、国分さんとアシスタントを務める枡田絵理奈アナが取材に応じた。約20人の外国人パネリストを相手に番組を進行する国分さんは「楽しくやらせていただいています」と笑顔を見せたが、「手を挙げて発言しましょうとか、毎回注意するけれど、守ってくれない。話せなくて本気ですねる外国人の方もいるので、幼稚園の先生になった気分」と苦労を語った。

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 同番組は、世界各国で街頭インタビューを行い、「あなたの国で一番の美人は誰?」「おふくろの味は何ですか?」などといった日本人が知らない世界のことを教えてもらおうという地球70億人アンケートバラエティー。今夏に1時間スペシャルで放送され、好評を得たためにレギュラー化が決定した。スペシャルからMCを務める国分さんは「これがレギュラー番組になったのはすごくうれしいんですけれど、僕の声が持つかどうか。すでに中国の方には『こんなにまとまらないのはMCのせいだ』とダメ出しをされている」と苦笑し、「いろんな人の話を聞いて、やっぱり日本がいいな、と良さを知りました」と話した。

 自分が日本人だなと思う瞬間を聞かれると、枡田アナは「ちょっとしゃべりたいと思ったときにのみ込んでしまう。あんまり自己主張できないところです」と話した。国分さんも「話が終わるのを待っていようと思うとアウトですね。オープニングはテーマがないのにしゃべり続けている。みんな全力で走ってくるので、どこ行っちゃうんだろうなと思う」と途方に暮れ、枡田アナも「最初は1時間番組の収録に4時間かかりました」と振り返っていた。

 取材中には、コートジボワール代表のサコさんとバングラデシュ代表のアベディンさんが乱入。国分さんが「もうちょっと場の空気も読んでもらいたい……」と注意すると、アベディンさんは「隣のインドは大きいので話題に上がりますが、バングラデシュは小さいので、話に割って入るしかないんです」と主張し、幼稚園児扱いされたことについては「僕らのことは世界各国から集まった子どもだと思っていただきたい」とあっさり認め、国分さんをあきれさせていた。

 畠山渉プロデューサーは「日本をものさしに、日本と世界各国の文化の違いを楽しむバラエティー。ここまでスタジオが騒々しくて、編集が大変な番組はなかなかない。非常にすてきな番組になる。ゆくゆくはゴールデンタイムで、親と一緒に子どもたちが楽しめる番組にしたい」と期待を寄せていた。番組は、12日から午後11時50分スタート。 (毎日新聞デジタル)

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