サブカルチャーをテーマとしたイベント「あるあるフェスタ ~マンガに アニメに フィギュアに コスプレ 来て・見て・感じる!サブカルフェスティバル~」が15、16の両日、北九州市小倉北区の中心市街地一帯で開かれる。アニメやフィギュアなどのサブカルフリーマーケット「街角あるある市」をはじめ、アニメ「ワンピース」の主人公・ルフィ役の声優・田中真弓さんや、人気コミック「キン肉マン」を生み出した「ゆでたまご」の嶋田隆司さんらのトークショーなどのステージイベント、コスプレ仮装撮影会・パレードなどが行われ、小倉の街が“サブカル”一色に染まる。
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主催は、同市内で「小倉駅北口商業ビル(ラフォーレ跡)再生事業」を進めている「アパマンショップホールディングス」(東京都中央区)で、マンガやアニメなどのサブカルチャーをコンセプトに、中心市街地の活性化を目指し、12年4月に商業ビル「あるあるCity」として新生オープンさせる。「あるあるCity」の施設内には、多数のマンガ家を輩出した北九州市独自の文化を生かしたシンボル事業として、「北九州市漫画ミュージアム(仮称)」も開館予定。
「あるあるフェスタ」は、同事業の一環で、「あるあるCity」のオープンに先駆け、サブカルチャー文化の発信や、JR小倉駅を中心とした回遊性の向上、地域団体との連携などが目的。サブカルチャーを小倉の新たな魅力として定着させ、エリアとしての集客力向上と顧客化につなげ、継続的な展開で地域に根ざした一大イベントへと育てたい考え。イベントは、北九州市の小倉北区JR小倉駅周辺(南北エリア)、JR小倉駅JAM広場、南側商店街を中心とした周辺商業エリアを会場に、15、16の両日にわたって開催。入場無料。2日間で約10万人の動員を見込んでいる。
「あるあるゾーン」(小倉駅JAM広場)では、アニメ・コスプレ・フィギュア・マンガなどのサブカルフリーマーケット「街角あるある市」を開き、同市出身の漫画家・山田圭子さんの作品「戦国美姫伝 花修羅」と、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘から400周年を記念した「戦国美姫伝 花修羅」弁当(840円)も発売。サブカルチャーを体感できるステージイベント「あるあるステージ」も行われ、限定フィギュアのオークションをはじめ、15日には田中さんらによるアニメ「ワンピース」トークショー、16日には嶋田さんのトークショーなども予定しており、小学生以上対象の「マンガ家体験!ワークショップ」や北九州市ゆかりの漫画家の複製原画の展示する「北九州市漫画ミュージアムパネル展示」も行われる。
「コスプレストリートゾーン」(北側ペデストリアンデッキ、南側商店街など)では、コスプレ・仮装撮影会(各日午前11時半~午後4時)や16日午後3時~同4時にはコスプレ・仮装パレード「コスプレ道中」を予定。小倉駅周辺商業エリアでは、「あるあるラリー&抽選会」と題して、スタンプラリーと商店街で買い物した際のレシートで参加できる抽選会などを8日から実施する。(毎日新聞デジタル)