注目アニメ紹介:「ベン・トー」 “たかが半額弁当”巡る熱すぎる戦い

アニメ「ベン・トー」のビジュアル(C)アサウラ・柴野櫂人/集英社・HP同好会
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アニメ「ベン・トー」のビジュアル(C)アサウラ・柴野櫂人/集英社・HP同好会

 貧乏学生の主人公が半額弁当の争奪戦に挑むテレビアニメ「ベン・トー」が8日深夜から、放送される。原作は、アサウラさん作、柴乃櫂人さんイラストのライトノベル(スーパーダッシュ文庫)で、ムック「このライトノベルがすごい!2011」(宝島社)で5位にランクインした人気作だ。

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 寮の近くのスーパーに入った高校1年生の佐藤洋は、半額シールを張られた弁当に手を伸ばすと、すさまじい戦いに巻き込まれて意識を失ってしまい、目が覚めると半額弁当は消えていた。その場で同じ学校の白粉花(おしろい・はな)と出会った洋は、翌日からスーパーに通い詰め、「氷結の魔女」と呼ばれる女子生徒・槍水仙(やりずい・せん)からスーパーで起きている半額弁当を争奪する人々の話を聞き、戦いに足を踏み入れる。

 見どころは、半額弁当のために死闘を繰り広げるという、冗談のような設定と、キャラクターたちの熱い思いのギャップだ。半額弁当の入手方法を研究する「ハーフプライサー同好会」があり、半額弁当の争奪戦に参加する者を「狼(おおかみ)」と呼び、その一流の「狼」には「二つ名」が与えられる。争奪戦には厳しいルールも存在するなど、「たかが半額弁当」といえない熱さがある。25日に創刊されるマンガ誌「スーパーダッシュ&ゴー」でもマンガの連載が始まる。

 洋を「神のみぞ知るセカイ」の下野紘さん、仙を「TIGER & BUNNY」の伊瀬茉莉也さんが演じる。制作は、戦う司書」や「リストランテ・パラディーゾ」の「david production」。放送は、MBSで8日から土曜日深夜3時28分~、TOKYO MXで11日から火曜深夜1時半~ほか。

※放送局・時間は変更される場合があります。 

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