年齢を感じさせない美しさを持つ35歳以上の女性を発掘する第2回「国民的美魔女コンテスト」で、45歳の会社経営・山田佳子さんが2000人以上の応募の中から2代目グランプリを獲得し、このコンテストをきっかけに国民的美少女コンテストで知られる「オスカープロモーション」で芸能界デビューすることになった。グランプリと同時に「すっぴん美魔女賞」にも選ばれた山田さんは、副賞ですでにクレンジング新商品のCM出演が決定しており、コンテスト終了直後のインタビューでは「頭真っ白です……」と夢心地の様子だった。
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山田さんは兵庫県出身で身長159センチ、体重48キロ。趣味はヨガとウオーキング、ガーデニングにおいしいお店めぐりと幅広い。モデル事務所の社長という肩書きから“CEO美魔女”というキャッチフレーズでファイナリストにエントリーしていた。水着での自己紹介では得意のパントマイムを披露して注目を集め、ゲスト審査員の川島なお美さんに「(審査員の写真家)野村誠一さんから『ヌード写真集を撮りたい』と言われて、ご主人に『撮ったら離婚』と反対されたらどうしますか?」という具体的な質問を受けた際は「だんな様の許可をいただかないと……」と答えていた。子どもはいないという。
山田さんは「(夫は)すごく応援してくれました。帰ったらお礼を言います。応援してくれてありがとうございますと言います」と家族に感謝した。美の秘訣(ひけつ)を聞かれると、困りながらも「常に自分らしく毎日の生活をすること」と答え、「(美肌のコツは)規則正しく生活することと、化粧水です。朝は果物を食べることを続けています。運動はウオーキングとか、ヨガは週に1度くらいですが、常に時間があったら続けています」と地道な努力を明かした。今後の夢については「40代で世界を元気にしていきたい」と笑顔で話していた。
「国民的美魔女コンテスト」は、雑誌「美 STORY」(光文社)が主催するコンテストで、今年で2回目。外見の美しさと内面の美しさを兼ね備え、年齢を感じさせない美しさを持つ35歳以上の女性を“美魔女”として発掘し、日本一を決定する。準グランプリと「WEB人気投票1位」には東京都出身でヘアメークアップデザイナーのソア・イさん(42)が選ばれた。山田さんとソアさんはともにオスカーに所属する。
また、「おっぱい美魔女賞」に東京都出身で主婦・日比志保さん(39)、「フォトジェニック美魔女賞」に大阪府出身、エステティシャン、永山朱実さん(41)、「スリム美魔女賞」に東京都出身でギャラリーサロンオーナー兼絵画アーティストの藤川千景さん(40)、「腸美魔女賞」に京都府出身で会社経営の柴田薫さん(42)が輝いた。
読者約160人が見守る中で行われたこの日の最終選考会には、応募者の中から21人がファイナリストとして選出され、水着での自己紹介やパーティードレスでのウオーキング、審査員からの質疑応答で自己アピール。グランプリは、公式サイトによる一般投票と最終選考会での審査員の投票で決定した。審査員には、タレントの叶恭子さん、川島さんらが名を連ねた。(毎日新聞デジタル)