テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)は、8日から始まるクリスマスイベント「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」の開幕を前に7日、約26万個という世界一の電飾数を誇るクリスマスツリーを報道陣に公開した。
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ツリーはパーク中央の湖(ラグーン)に浮かび、高さ約30メートル。雪の結晶や氷柱(アイスクル)などをかたどったLEDライトと飾りをふんだんに使用しており、夜空に美しく輝くイルミネーションを楽しめる。電飾数は26万498個で、もみの木、または松を再現した人工式ツリーにおけるクリスマスライトの数で、ギネス世界記録に認定されている(10月16日時点)。電飾は消費電力が抑えられるLEDライトを約9割に使用。自家発電の電力も使用し、節電にも考慮した。
USJでは昨年まで、日本一の高さのクリスマスツリーを設置したイルミネーションショーを開催していたが、今年はその催しも一新。「フォーエバー・ラブ・クリスマス」と題し、日没後、水上に設置されたステージで「王子と姫の永遠の愛」を題材にしたロマンチックなストーリーを上演。花火や幻想的な照明、ツリーが放つ美しい光が楽しめるショーとなっている。1日1回で、上演時間は約20分。
クリスマスイベント期間中は、「フォーエバー・ラブ・クリスマス」のほか、日中には、スヌーピーやエルモ、ウッディー・ウッドペッカー、スノーマンなどのおなじみの人気キャラクターが登場するパレード「ハッピー・スノー・パーティー」も開催。
さらに、サンタクロースのふるさと、フィンランドのラップランド州公認のサンタクロースが滞在し、写真撮影や握手などでふれ合える企画も実施。そのほか、イルミネーションが輝く「光のプロムナード」や、10周年を記念してエントランスに設置されたバースデーケーキのオブジェなどの華やかな飾り付けと音楽でクリスマスムードを盛り上げる。クリスマスならではのストリートパフォーマンスやレストランでの限定メニュー、ショップでの限定グッズなども多数用意している。
「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」は8日から12年1月9日まで開催。(毎日新聞デジタル)