ブラッド・ピットさんが、米国野球界に実在する剛腕ゼネラルマネジャー(GM)にふんした「マネーボール」が11日に封切られた。メジャーリーグの貧乏球団オークランド・アスレチックスを常勝集団に作り変えた同球団の実在のGM、ビリー・ビーン。彼がいかにして奇跡を起こしたのかを映画は描いている。原作は、マイケル・ルイスさんがビーンさんに取材するなどして書き上げたノンフィクション。それを「ソーシャル・ネットワーク」(10年)のアーロン・ソーキンさんと、「シンドラーのリスト」(93年)のスティーブン・ザイリアンさんが共同で脚本を書き、「カポーティ」(05年)のベネット・ミラー監督がメガホンをとった。ちなみにオークランド・アスレチックスは現在、松井秀喜選手が所属している球団だ。
あなたにオススメ
解説:ハサウェイと宇宙世紀 「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」までの軌跡
正直なところ、見る前はこの作品が面白いのか懐疑的だった。というのは原作を読もうにも内容が理論的過ぎて頭に入っていかず、さっぱり進まなかったからだ。そのような原作を、いくら米アカデミー賞脚色賞を受賞した脚本家2人が手がけたからといって、果たして面白くなるのだろうか、と。ところが、ふたを開けてみると、原作が実にうまく“解説”されており、また、ビーンを中心としたヒューマンドラマとなっているため、野球に疎い筆者にも大いに楽しめる内容に仕上がっていた。
今作はピットさんふんするビーンが主人公だが、もう1人、注目すべきは、ビーンの右腕のピーター・ブラントだ(原作でビーンさんの補佐役として紹介されていたポール・デポデスタさんがモデルだと思われる)。彼こそが大学で経済学を学び、野球はド素人だったにもかかわらず、ビーンに低予算で強いチームを作り上げる戦略「マネーボール理論」を説いた張本人だが、彼とビーンの選手獲得におけるやりとりは、もう一つの見どころになっている。ブラントを演じているのは、小太りな体形でオタク系の雰囲気を持つジョナ・ヒルさん。彼の演技にも注目だ。11日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほか全国で公開中。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
1月19日に発表された16~18日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督・バイロン・ハワード監督)…
「第49回日本アカデミー賞」の正賞15部門の各優秀賞と新人俳優賞が1月19日に発表された。優秀作品賞に「国宝」「宝島」「爆弾」「ファーストキス 1ST KISS」「TOKYOタク…
「トイ・ストーリー」「リメンバー・ミー」などを生み出したディズニー&ピクサーの最新作「私がビーバーになる時」(原題:Hoppers、ダニエル・チョン監督、3月13日公開)の日本版…
人気グループ「なにわ男子」の西畑大吾さんと、俳優の福本莉子さんが、2026年秋公開の映画「時給三〇〇円の死神」(酒井麻衣監督)で、映画初共演にしてダブル主演を務めることが明らかに…
俳優で、ティーン向けメディア「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)専属モデルの中島瑠菜さん。長編映画単独初主演となる青春ホラー「とれ!」が1月16日に公開された。昨年…