若手サラリーマン:今年「キレた」回数は平均32回! 相手は上司、同僚……

原作を担当するマンガ「トリガー」第1巻の発売を喜ぶ「インパルス」の板倉俊之さん
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原作を担当するマンガ「トリガー」第1巻の発売を喜ぶ「インパルス」の板倉俊之さん

 20~30代サラリーマンが今年「キレた」回数は平均32回だったことが27日、実業之日本社が行ったアンケート調査で明らかになった。アンケートは「週刊漫画サンデー」で不定期に連載しているお笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之さん原作のマンガ「トリガー」の単行本第1巻の発売を記念して行われたもので、「キレた」相手については、1位に上司、2位に同僚がランクインした。

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 「トリガー」は、日本から犯罪者や“悪”を根絶しようという国王の意志で「射殺許可法」が制定された日本が舞台。拳銃の所持と発砲を許可された「トリガー」と呼ばれる人々が“悪”と判断したターゲットをどんどん処罰していくという衝撃的なストーリーにちなみ、現代でも「マナーの悪さ」や「理不尽な対応」などで「キレる」寸前といわれている全国の20~30代の男性サラリーマン300人を対象に、16~18日の3日間、インターネット調査が実施された。

 「今年『キレた』ことがありますか?」という質問には、「ある」が45.7%、「ない」が54.3%。「今年何回『キレ』ましたか?」という質問では、「1日に2回はキレる!」「今年730回キレた!」という答えもあったが、平均で32回となり、約10日間に1回は「キレる」という結果になった。キレた相手1位になった上司への不満では「無能な指示」「秘密主義」「間違っていることを正論化しようとした」などで、2位の同僚への不満は、仕事に対する「いいかげんさ」「やり方、考え方」などが原因だった。一方、キレる相手の3位は「自分」で、特に20代は「仕事が思うようにいかない」「彼女とうまくいかない」など、自分の思い通りにならないことにキレる傾向があった。

 同マンガ1巻は27日から発売中。原作の板倉さんは「画もかっこよく描いていただいてすごくうれしいです。暴力的な内容ですが、考えさせられることも多いので、女性の方もぜひご覧ください」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

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