累計400万台を突破した携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」について、任天堂の岩田聡社長は27日、11~12月に発売した自社制作ソフトの「スーパーマリオ3Dランド」と「マリオカート7」、カプコンの「モンスターハンター3G」の専用3タイトルがいずれも100万本を出荷したことを明かし、「新ハードの発売から10カ月で三つのミリオンが出たのは日本のビデオゲームの歴史では初めて」と年末商戦の成果を誇った。ゲームソフト情報を紹介するインターネット番組「ニンテンドーダイレクト」に登場して語った。
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3DSは発売後、東日本大震災の影響やソフト不足から売れ行きが鈍化し、8月には本体価格を1万円値下げするなど苦戦を強いられたが、年末商戦に人気ゲームを相次いで投入し、一気に3タイトルでミリオンを達成したことで19~25日の1週間で過去最高の約51万台を売り上げた。岩田社長は年末商戦を迎えるまで3DSの販売が伸び悩んだことを率直に認めながら「みなさんにご心配をかけたが、年末に市場は大きな盛り上がりになった」と話した。
「ニンテンドーダイレクト」は、Wiiや3DSのゲームソフトを紹介するゲームファン向けのインターネット番組で、今回が2回目。いずれも岩田社長自らがプレゼンテーションをしており、今回のユーストリームの同時接続視聴者数は最高時に2万人を超えた。(毎日新聞デジタル)
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