任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS(3DS)」が発売から44週目で累計400万台を突破、初代DSの54週目の記録を抜くなど普及のペースが加速していることが26日、ゲーム雑誌大手のエンターブレインの調べで分かった。3DSは発売後は東日本大震災の影響やソフト不足から売れ行きが鈍化し、8月には本体価格が1万円の値下げをするなど苦戦を強いられたが、年末商戦に人気ゲームを出したこともあり、19~25日の1週間で過去最高の約51万台を売り上げた。
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ソフトも好調で、11月発売の「スーパーマリオ3Dランド」と12月発売の「マリオカート7」がそれぞれ3DS初の売り上げ100万本を超える「ミリオンソフト」になった。また「モンスターハンター3G」も発売元のカプコンが出荷数で100万本を突破したと発表している。
3DSは、発売初週こそ約37万1000台を売り上げたが、タイトル不足や大震災の影響もあって、その後は苦戦を強いられ、累計100万台を突破したのは13週目。4週目に大台を突破したDSに遠く及ばなかった。8月11日に1万円の値下げが行われた際は1週間で約21万4000台を売り上げて復調の兆しを見せ、「マリオカート7」の発売時には1週間で約21万6000台の売り上げを記録。翌週には「モンスターハンター3G」が出たことで1週間で約37万8000台を売り上げるなど好調に推移していた。なお、ゲームボーイアドバンスは発売から41週、ニンテンドーDSの2代目「DS Lite」は27週でそれぞれ400万台を突破している。
調査はファミ通データ協力店3600の売り上げデータをもとに集計した。(毎日新聞デジタル)
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