尾野真千子:紅白のスペシャルゲストに 朝ドラ主題歌歌う椎名林檎とテレビ初共演

テレビ初共演となる尾野真千子さん(左)と椎名林檎さん=NHK提供
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テレビ初共演となる尾野真千子さん(左)と椎名林檎さん=NHK提供

 NHK連続テレビ小説「カーネーション」でヒロイン・糸子役を演じている尾野真千子さんが大みそかの「第62回紅白歌合戦」にスペシャルゲストとして登場することが26日、明らかになった。尾野さんはタイトルと同名の主題歌を歌う出場歌手、椎名林檎さんを紹介する際に登場予定。尾野さんと椎名さんのテレビ番組共演は初めて。

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 また、尾野さんは紅組司会者で、4~10月まで放送されたNHK連続テレビ小説「おひさま」のヒロイン・井上真央さんとも共演となり、“朝ドラヒロイン”のそろい踏みにも注目だ。

 「カーネーション」は、ファッションデザイナーのコシノ3姉妹の母で、自身もデザイナーの草分けとして活躍した小篠綾子(コシノアヤコ)さんをモデルに、糸子の波瀾(はらん)万丈の生涯を描く。大正2(1913)年、大阪・岸和田の呉服商の娘として生まれた小原糸子が、父の反対を押し切って女学校を中退し、ミシンの修業を積んで、洋装店を開業。結婚するが、3人目の子供をみごもったとき、夫は出征先で戦死、女手一つで娘3人を育てることになる……という物語。映画「ジョゼと虎と魚たち」(03年)などの渡辺あやさんが脚本を担当している。

 また、「マクロスF(フロンティア)」や「創聖のアクエリオン」「攻殻機動隊 S.A.C.」などで音楽を担当した宮城県出身の作曲家・菅野よう子さんが、今回の「紅白」のオープニングテーマ「1231」を書き下ろしたことも26日、明らかになった。菅野さんは、「『1231』という数字の持つリズム、若々しさ、紅白の原点である“歌合戦”を表現するという大きな課題をいただきました。夢の舞台の幕開けをお手伝いできてうれしいです」と喜びのコメントをしている。

 今年の「紅白歌合戦」は「あしたを歌おう。」がテーマで、司会は紅組が井上さん、白組はアイドルグループ「嵐」が務める。放送開始時間を昨年の午後7時半スタートから15分繰り上げ、歴代最長タイの午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)で放送される。(毎日新聞デジタル)

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