スマートフォンの所有率が10.9%で、1年でほぼ倍増の5.1ポイント伸びていることがビデオリサーチが年1回実施しているACR(Audience and Consumer Report)調査結果でわかった。
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ACR調査は、12~69歳の男女を対象に同社が年1回行っているメディア統合関連調査。一人の生活者に対して媒体接触状況と消費・購買状況の2側面から同時に調査することを特徴としている。主要7地区(関東、関西、名古屋、北部九州、札幌、仙台、広島)で8700サンプルという日本最大規模の調査を行っている。
スマホ所有率は、年代別では男女ともに20代がもっとも高く、男性は29.5%、女性が20.3%。それぞれ前年(10年)よりも男性が19.9ポイント、女性が13.1ポイント増えた。スマホの所有欲求も全体で21.0%と前年から倍以上の11.8ポイント増の伸びを見せ、年代別では12~19歳で男性が33.5%、女性が32.7%ともっとも高かった。
また携帯電話の所有率は10年前の01年に6割強だったが、11年には9割を超えていることがわかった。01年には男女共に半数に満たなかった60代でも、11年には男性の82.8%、女性の77.0%が所有していることが明らかになった。(毎日新聞デジタル)