モデルの道端ジェシカさんが7日、東京・原宿のナイキ原宿で行われたトークショーに、長谷川理恵さんや安田美沙子さんと登場。3月11日に開催される「名古屋ウィメンズマラソン 2012」で初のフルマラソンに挑戦する道端さんは、目標を「笑顔で完走」と掲げた。道端さんのコーチを務める元シドニー五輪男子マラソン日本代表の川嶋伸次さんは「今まで指導してきたどの実業団選手や学生より熱心」と道端さんの本気度を絶賛し、「本当ですか? うれしい~!」と道端さんを喜ばせていた。
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この日のイベントは、3月11日に開催される「名古屋ウィメンズマラソン 2012」に出場する道端さんら3人が、フルマラソンにかける思いや、練習への取り組みについて語り、それぞれを担当するコーチも登場した。フルマラソンの魅力について、友人に勧められて08年のホノルルマラソンに参加した安田さんは「完走すればすごく満足して、ゴールが見えると思ったけれど、走る間に反省点がいっぱい見つかった。もっと自分はできると追い求めて、ランニング人生の始まりが見えたんです。やめられなくなった」と笑顔で語り、アスリート並みの記録を持つベテランの長谷川さんも「走っていると、体も変わって、考え方も変わった。ライフスタイルを築いてくれたのもマラソン」とうなずいた。
東日本大震災の起こった3月11日に開催される同大会について、長谷川さんは「まさに当日にフルマラソンを走らせていただくことに意味がある。1万5000人で元気なエネルギーを少しでも届けられたら、それが役割のような気がします」と熱を込め、安田さんも「女性ってすごく強いと思うんですよ、それで勇気が与えられたらと思います」、道端さんも「当日マラソンに出る方とともに、元気を送れたらなと思います」と意気込んでいた。
「名古屋ウィメンズマラソン 2012」は、国際大会の選考会である「名古屋国際女子マラソン」を継承する大会で、女性のみが参加し、エリート選手と一般ランナーが一緒に走る。ゴールの制限時間は7時間1分で1万5000人が参加する予定。(毎日新聞デジタル)