女優の上戸彩さんが、11年の年間テレビCM露出量で関東、関西、名古屋地区のいずれでも1位になったことが、ビデオリサーチの調べで17日明らかになった。関西では3年連続の1位で、前年は加藤清史郎くんに1位の座を明け渡した関東と名古屋地区でも2年ぶりに1位に返り咲き、3地区を制覇した。

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　テレビCM露出量は、関東、関西、名古屋の各民放5局を対象にテレビCMの放送状況を調査している「テレビ広告統計」データを基にまとめた。上戸さんは「ソフトバンクモバイル」や「アサヒ　クリアアサヒ」「大阪ガス」などのCMが、関東では計1万4884本、23万9550秒、関西では合計1万5239本、28万365秒放送された。

　人気アイドルグループ「AKB48」メンバーの台頭も目立ち、名古屋地区の2位に前田敦子さん（1万369本、16万3665秒）、関西地区の2位に大島優子さん（1万647本、16万8435秒）がランクイン。そのほか、篠田麻里子さん、高橋みなみさん、小嶋陽菜さん、板野友美さん、柏木由紀さんの7人が3地区で20位以内に入り、渡辺麻友さんも関西と名古屋の2地区で入った。

　また、東日本大震災の際にテレビで流されたACジャパンのCMに出演した大和田健介さんが関東2位、関西3位、名古屋5位に入り、震災の影響を色濃く反映した。大和田健介さんは俳優の大和田伸也さんと女優の五大路子さんの息子で、階段を上るお年寄りを手助けするCMが流された。（毎日新聞デジタル）