開拓者たち:NHKドラマがマンガに 満島ひかり似の美少女キャラクターも

大崎充さんのマンガ「ハツコイ~開拓者たち~」の扉絵=コアミックス提供
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大崎充さんのマンガ「ハツコイ~開拓者たち~」の扉絵=コアミックス提供

 女優の満島ひかりさん主演で1月にNHKのBSプレミアムで放送されたドキュメンタリードラマ「開拓者たち」が、マンガ誌「コミックゼノン」(徳間書店)でマンガ化されることが明らかになった。「ハツコイ~開拓者たち~」と題して、25日発売の同誌4月号から連載がスタートし、主人公のハツはショートカットで、満島さんを思わせる美少女キャラクターとして描かれている。

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 「開拓者たち」は、日中国交正常化40年と同局のBSプレミアム開始を記念して制作された。満州事変以降、旧満州(現中国東北部)に移民した開拓団のひとつ「千振開拓団」の実話をベースにし、満島さんは、口減らしのために開拓団員に“大陸の花嫁”として嫁ぐ主人公・ハツを演じた。物語は、旧満州へ渡った4人のきょうだいが、敗戦とソ連侵攻によって、過酷な逃避行と避難生活を余儀なくされた後、日本に帰国し、栃木県の那須で新たな開拓に挑んだ姿を描いた。

 「ハツコイ~開拓者たち~」は、「グ・ラ・メ~大宰相の料理人~」「aki」の大崎充さんが描くマンガで、第1話「大陸の花嫁」はハツが“大陸の花嫁”として満州に渡る様子や、ハツの夫・速男との出会いのシーンが描かれる。大崎さんは、自身のブログで「マンガは全5回で単行本化を予定。ドラマ『開拓者たち』とマンガ版『ハツコイ~開拓者たち~』がなぜ今の日本に必要とされているか、ぜひご覧いただければその答えが分かると思います」とコメントしている。

 なお、ドラマは新しい素材を加え再編集した全6回のシリーズを4月3日から総合テレビで毎週火曜午後10時~放送する。BSプレミアムでは3月17日から先行放送。(毎日新聞デジタル)

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