ルパン三世:モデルは「トムとジェリー」 アニメ化40周年イベントで裏話続々

「ルパン三世」のファンイベントに登場した(左から)辻よしなりさん、モンキー・パンチさん、栗田貫一さん、浪川大輔さん
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「ルパン三世」のファンイベントに登場した(左から)辻よしなりさん、モンキー・パンチさん、栗田貫一さん、浪川大輔さん

 人気マンガ「ルパン三世」のアニメ化40周年を記念したファンイベント「ルパン三世大感謝祭」が26日、東京・六本木のイベントスペース「ニコファーレ」であり、原作者のモンキー・パンチさんや、ルパンの声を務める栗田貫一さんら作品ゆかりのゲストが登場。「ルパン三世」誕生にあたって影響を受けた作品を聞かれたモンキー・パンチさんは、「子供のころからハンナ・バーベラの『トムとジェリー』が好きで、ルパンは人気だった(映画の)『007』と『トムとジェリー』の要素を取り入れました」と裏話を披露して会場を沸かせた。

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 イベントは「ルパン三世」のパチンコ機を手がけるパチンコメーカーの「平和」が開いたもの。歌手のSEAMOさんや上木彩矢さんらによるライブや、俳優の哀川翔さん、タレントの喜屋武ちあきさん、お笑いコンビの「ザ・たっち」らルパンファンを自任する著名人や、栗田さんと石川五ェ門役の浪川大輔さんによるトークショーも行われた。また、新型パチンコ機「World is mine」も紹介されたほか、イベントの様子は動画配信の「ニコニコ生放送」でも配信され、約10万人がイベントを楽しんだ。

 モンキー・パンチさんは、次元大介のモデルが、映画「荒野の七人」などで知られる故ジェームズ・コバーンさんであることや、峰不二子のモデルは、「007」のボンドガールや小説「三銃士」の女スパイ、ミレディーだったことなど、さまざまなエピソードを披露。故山田康雄さんからルパン役を継承して17年目になる栗田さんも「おちゃらけたり、シリアスなシーンのルパンより『次元、新聞取ってくれ』とか“素”のせりふが難しい」と話してファンを感心させていた。(毎日新聞デジタル)

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