来年の東京タワー(東京都港区)開業55周年を前に、観光名所としてのさらなる魅力をアピールしようと新設された「東京タワーアンバサダー」の初代に、2012年度「ミス・インターナショナル」日本代表の吉松育美さん(24)が選ばれ、29日、東京タワー大展望台1階で就任式が行われた。東京タワーをイメージした赤いドレスで登場した吉松さんは就任に際し「初代アンバサダーとして活動させていただくことをとても光栄に思う」と喜び、「世界中の多くの人々がこの東京タワーに足を運んでいただけるように、精いっぱい魅力をアピールしたい」と意気込んだ。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
アンバサダーの最初の仕事としては、東日本大震災から1年の節目となる3月10日に東京タワーに「KIZUNA NIPPON」という光のメッセージを描き、団結を呼びかけるライトアップの点灯式に出席するという。吉松さんは「このメッセージを通じて、もう一度、復興への支援の呼び起こしを多くの方々に届けたい」と語っていた。
就任式の後、東京タワーの大展望台2階にある「タワー大神宮」に移動し、「日本に笑顔を」と書いた誓いの絵馬の奉納も行った。(毎日新聞デジタル)