“アラフォー”男性が筋肉美を競うコンテスト「腹筋ING(ふっきんぐ)選手権」の最終選考会が18日、東京都内で開かれた。ファイナリスト11人が自慢の肉体美を披露しながら自己アピールを行い、優勝にあたる「KING OF 腹筋ING」には、警備会社でボディーガードとして働く東京都の冨岡雅人さん(39)が選ばれた。
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最終選考会の審査員は、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の寺門ジモンさん、「国民的美魔女コンテスト」初代グランプリの草間淑江さんと2代目グランプリの山田佳子さん、「ミスFLASH2012」の小松美咲さん、遠野千夏さん、葉加瀬マイさんらが担当。鍛え上げられた男たちの肉体美の競演に、「ミスFLASH」の3人は「10代の私たちから見てもドキドキ、興奮してしまいました!」と笑顔で話していた。
草間さんは「同じアラフォーとして、男性もこうして努力してるんだと感心しました」、山田さんも「美意識が高くて、しっかり管理されてるのがすごい。私も腹筋を頑張らなきゃ」と笑顔で話し、寺門さんは男たちの肉体美に「腹筋には人生が出る。『筋肉番付』以来の興奮でした!」などと熱く語っていた。
KINGに選ばれた冨岡さんは身長177センチ、体重75キロ。18歳から始めたテコンドー(全日本大会ヘビー級で優勝3回)やブラジリアン柔術(黒帯)、護身術などが特技で、現在は、米歌手のマドンナさんや米俳優のブラッド・ピットさんら海外のセレブが来日した際のボディーガードを務め、指導者として若手の育成にも力を注いでいるという。冨岡さんは「まさか優勝できるとは思ってなかった。今日が始まりだと思って、一歩一歩ネバーギブアップの精神でいろいろなことを頑張っていきたい」と喜びを語った。
「腹筋ING(ふっきんぐ)選手権」は、光文社が4月2日に創刊する男性誌「MEN’S 美ST」が主催の35歳以上の“アラフォー”男性を対象としたコンテスト。同社は、男性にとってのアンチエージングの象徴は「腹筋」として、ビジネスなどで活躍しながらも、自己鍛錬と節制を怠らず、20代の肉体をキープし続けているアラフォー男性のことを「腹筋ING」と定義し、最も「腹筋ING」にふさわしい男性を「KING OF 腹筋ING」として選出。最終選考会では、ファイナリストたちが自慢の腹筋や特技などで自己アピールした。(毎日新聞デジタル)