東京国際アニメフェア:震災の影響で2年ぶりの開幕 復興関連イベントが充実

「東京国際アニメフェア2012」のオープニングセレモニー
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「東京国際アニメフェア2012」のオープニングセレモニー

 アニメ関連企業の共同イベント「東京国際アニメフェア2012」(同実行委員会主催)が22日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。10回目となる今回は、前回よりも28社減の216社が出展。25日まで開催され、4日間で13万人の来場者を見込んでいる。

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 同イベントは、東京都などでつくる実行委員会の主催で、02年にスタート。11年は東日本大震災の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となった。今回は、24日に故・石ノ森章太郎さんが原案の宮城県石巻市のご当地ヒーロー「シージェッター海斗」のショー、25日に被災地で演奏を取り組んでいる山形交響楽団と福島県の児童合唱団によるクラシックとアニメをテーマとしたコンサートが開催されるなど震災復興を目的としたイベントが充実。さらに、24日には、アニメ「かんなぎ」などの山本寛監督が手がける東日本大震災の被災地を舞台とした新作アニメ「blossom(ブロッサム)」が発表される。

 22日に開催されたオープニングセレモニーには、東京都の佐藤広副知事やアニメ「スマイルプリキュア!」のキュアハッピーの着ぐるみなどが登壇し、テープカットを行った。22、23日は関係者向けのビジネスデーで、24、25日が一般公開日となる。入場料は一般1000円(前売り800円)、中高生は500円(前売り400円)、小学生以下は無料。(毎日新聞デジタル)

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