お笑い芸人の陣内智則さん、女優の国仲涼子さんらが10日、「なんばグランド花月(NGK)」(大阪市中央区)で、吉本興業100年の歴史を月替わりに12本の芝居で伝える特別公演「吉本百年物語」のプレビュー公演を前に会見。今朝報道された「ブラックマヨネーズ」の吉田敬さんの結婚について聞かれた陣内さんは「えっ!マジですか? うそでしょ? この間会ったときにも『全然ない』と言っていたのに……」と驚きの表情で、「吉田君とは大阪時代から密な関係なんで、ちょっとダメですね。報告も紹介も受けてない」と憤慨。「不遇な吉田をずっと見てきたのでうれしい。たぶんすぐ終わるやろなと思いますけどね」と辛口のエールを送った。
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13日から始まる舞台の第1弾では、国仲さんとともに創業者夫婦を演じる陣内さん。自身も交際が報じられているが、「実生活でもそろそろ夫婦に?」との質問には、「フフフ」と照れ笑いで、「結婚は近い?」という問いにも、「近くないです!」と否定しつつ、「忙しいので(舞台の)話はしていない。見に来たら、招待しますけど」とにこやかに話すなど、順調な交際ぶりをうかがわせた。
「吉本百年物語」は、吉本興業創業100周年プロジェクトの一環。4月からの第1弾「大将と御寮ンさん・二人の夢」は、創業者の吉本吉兵衛・せい夫妻が1912(明治45)年に寄席小屋を苦労して手に入れ、夢の寄席小屋経営を始める吉本興業の創業当時の物語。吉兵衛を陣内さん、妻のせいを国仲さんが演じ、吉兵衛夫妻の夢である寄席小屋経営のために融資する金貸しのお銀役で神野美伽さんが出演する。
「大将と御寮ンさん・二人の夢」は、NGKで13日から5月6日まで上演予定(21、25日、5月1、5日は休演)。5月14日からは、六角精児さん、板尾創路さん、中川礼二さんらが出演し、伝説の漫才師「エンタツ・アチャコ」の物語を描く第2弾の5月公演「キミとボクから始まった」がスタートする。
NGKでは吉本百年物語の開幕を記念して、香川県丸亀市の伝統工芸品「丸亀うちわ」とコラボレーションした特別展示「丸亀うちわでたどる吉本興業の百年」も実施。「よしもと47都道府県エリアプロジェクト」の一環として実現し、1階と2階の吹き抜け部分に、吉本100年を彩った芸人や出来事の写真をプリントした丸亀うちわを展示中。会見には、新井哲二・丸亀市長や同市のマスコットキャラクター「京極くん」と「うちっ娘」も登場した。(毎日新聞デジタル)