映画興行成績:劇場版「コナン」が初登場首位 シリーズ歴代最高の好スタート

「名探偵コナン 11人目のストライカー」のビジュアル (C)2012 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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「名探偵コナン 11人目のストライカー」のビジュアル (C)2012 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 16日発表された14日、15日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、劇場版アニメ「名探偵コナン 11人目のストライカー」が初登場首位を獲得。全国351スクリーンで公開され、土日で約54万人を動員、興行収入は約6億3000万円となり、09年に公開されて同シリーズ歴代最高の興行収入約35億円を記録した「漆黒の追跡者(チェイサー)」を上回る好スタートとなった。2位はユニバーサル100周年記念の米映画「バトルシップ」で、全国545スクリーンで13日に公開され、土日は約24万人を動員、興行収入約2億9200万円、初日を含む3日間では、約30万人を動員、興行収入は約3億6400万円だった。3位は「劇場版SPEC−天−」で、公開2週目で興行収入10億円を突破した。

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 4位は映画化20周年を迎えたアニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版最新作「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」。全国330スクリーンで公開され、土日は約17万人を動員、興行収入は約1億9500万円だった。5位は、ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品のファンタジーアドベンチャー映画「ジョン・カーター」で、全国692スクリーンで13日に公開され、土日は約11万人を動員、興行収入約1億4900万円、初日を含む3日間では約13万人を動員、興行収入は約1億8300万円となった。

 「名探偵コナン 11人目のストライカー」は、同アニメの劇場版16作目。主人公・江戸川コナンがサッカースタジアムやサッカー関係者を巻き込んだ事件の謎に迫る。今年20シーズン目を迎えるJリーグが全面協力し、三浦知良選手(横浜FC)や遠藤保仁選手(ガンバ大阪)、中村憲剛選手(川崎フロンターレ)らJリーガーが本人役で声優に初挑戦している。「バトルシップ」は、太平洋上に出現したエイリアンの侵略部隊と世界連合艦隊の壮絶な戦いを描き、カナダの俳優テイラー・キッチュさんが主演、浅野忠信さんも出演している。

 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」は、シリーズで初めて宇宙を舞台にした物語。「ヒマワリ星」という見知らぬ星に到着した野原一家の冒険を描く。デビュー20周年を迎えたお笑いコンビ「ココリコ」や、お笑いタレントの土田晃之さん、藤井隆さんが声優を務めた。「ジョン・カーター」は、米小説家エドガー・ライス・バローズのSF小説「火星のプリンセス」を原作に、「ファインディング・ニモ」や「ウォーリー」を手がけたアンドリュー・スタントン監督が初めて実写映画に挑戦した作品。愛する妻子を失った元兵士ジョン・カーターが、滅亡の危機にひんした惑星に迷い込む……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

1位 名探偵コナン 11人目のストライカー

2位 バトルシップ

3位 劇場版SPEC−天−

4位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

5位 ジョン・カーター

6位 僕等がいた 前篇

7位 映画ドラえもん のび太と奇跡の島 −アニマル アドベンチャー−

8位 タイタニック 3D

9位 アーティスト

10位 シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

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