黒牢城:本木雅弘主演の戦国ミステリー 河内大和、上川周作、前田旺志郎、歌舞伎界気鋭の女形・坂東新悟ら第3弾キャスト8人解禁

発表された映画「黒牢城」の第3弾キャスト(C)2026映画「黒牢城」製作委員会
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発表された映画「黒牢城」の第3弾キャスト(C)2026映画「黒牢城」製作委員会

 俳優の本木雅弘さん主演で、米澤穂信さんの傑作ミステリーを映画化する「黒牢城」(黒沢清監督、2026年公開)の第3弾キャストが3月4日、解禁された。俳優の近藤芳正さん、矢柴俊博さん、木原勝利さん、河内大和さん、吉岡睦雄さん、上川周作さん、前田旺志郎さん、坂東新悟さんが出演する。

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 原作(角川文庫/KADOKAWA)は2021年に刊行され、第166回直木賞と第12回山田風太郎賞のダブル受賞など数々の賞に輝いた人気作。織田信長のやり方に反発し、荒木村重(本木さん)は籠城作戦を決行するが、怪事件が次々と起こる。容疑者は密室と化した城内に居る家臣や身内の誰か……。誰もが疑心暗鬼になっていく中で、村重は牢屋に囚われた危険な天才軍師・黒田官兵衛(菅田将暉さん)と共に事件の解決に挑む……という戦国系心理ミステリーだ。

 主演の本木さんをはじめ、菅田さん、吉高由里子さん、青木崇高さん、人気グループ「SnowMan」の宮舘涼太さん、柄本佑さん、オダギリジョーさんら13人の豪華キャストが既に発表されている。

 今回発表された8人は、殺人を皮切りに不可解な事件が相次ぐ「密室」と化した“黒牢城”で城主・荒木村重(本木さん)と、城に幽閉された天才軍師・黒田官兵衛(菅田さん)の運命を左右する重要人物。

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 近藤さんは、村重に仕える古参の家臣・中西新八郎(なかにし・しんぱちろう)役。矢柴さんは、同じく古参の家臣・池田和泉(いけだ・いずみ)役、木原さんは、城の警護を担う野村丹後(のむら・たんご)役。

 ドラマ「VIVANT」(TBS系)で注目され、昨年、映画「8番出口」の“歩く男”で話題をさらった河内さんが、村重に仕える家臣で、人一倍強い責任感を持つ伊丹一郎左衛門(いたみ・いちろうざえもん)を演じる。そのほか、「黒沢組」の常連俳優、吉岡さんが村重の側近として強い忠義心を持つ武将・森可兵衛(もり・かへえ)役、NHK連続テレビ小説「虎に翼」や放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」での演技が話題の上川さんが城内で起きた不可解な事件を間近で目撃する寺男(てらおとこ)を演じる。

 前田さんは、主君・官兵衛を救うべくひたむきに城外で暗躍する栗山善助(くりやま・ぜんすけ)役、歌舞伎界気鋭の女方として注目される新悟さんが“黒牢城”を包囲し村重を追い詰める織田信長役として、一瞬の油断も許されない心理戦にさらなる緊迫感を吹き込む。

 8人のコメントは以下の通り。

 ◇近藤芳正さん(中西新八郎役)

 優しさと怖さ、品の良さ。諦めない強さと迷い。負けない心と他者を認め許す懐の深さ、そして決して偉ぶらない姿勢。監督から感じたそのすべてが、この映画に息づいています。まさに監督そのものが映し出された、人間ドラマです。

 ◇矢柴俊博さん(池田和泉役)

 ふたたび黒沢組に参加できると知り大変光栄に思いました(光栄という言葉がふさわしいと感じます)。古典的名作に共通するクラシカルさがあり、エンターテイメントとしてのスリリングさもある。そして黒沢作品ならではの『歪み』もある。今までにない質感の時代劇になるのではないかと胸が躍りました。この作品の圧倒的な余韻をきっとお楽しみいただけると思います。

 ◇木原勝利さん(野村丹後役)

 私に演出する黒沢監督は、あえて明確な言葉は使いませんでした。答えに導くのではなく私から出たものを活(い)かしてくださっているのだと気づいた時、これが憧れの黒沢組か!と胸躍りました。その黒沢監督初の時代劇にしてミステリー。楽しみなところしかありません。どうぞ劇場でお楽しみください。

 ◇河内大和さん(伊丹一郎左衛門役)

 黒沢清監督作品には初参加、しかも時代劇!出演のお話をいただいたとき、あまりのうれしさに時間が止まりました。僕の演じる一郎佐は、本木さん演じる殿の側に常に仕える役。その時間そのものが役作りとなる、俳優としてこの上ない贅沢な経験でした。現場には澄んだ黒い靄のような空気が漂い、不思議な美しさに包まれていました。その気配が、スクリーンを通して皆さまに届くことを願っています。ぜひ劇場で体感してください!

 ◇吉岡睦雄さん(森可兵衛役)

 風通しが良く穏やかでありながら、ピアノ線が張り詰められたかのような心地よい緊張感のある現場。黒沢清監督の作品に再び参加できる喜び。脚本を読んだだけでは想像もしなかったアイデアが黒沢さんの口から発せられ、阿吽(あうん)の呼吸のように永田さんが美しい照明を作り出し、佐々木さんのキャメラがそれらを的確に捉えていく。痺(しび)れました。映画「黒牢城」どうぞお楽しみください。

 ◇上川周作さん(寺男役)

 荒木村重という人物の動乱の中で激しく揺れ動く心の機微に、脚本の段階から強く引きこまれました。僕が演じた寺男もまた、村重と真正面から対峙(たいじ)し、言葉を交わす役どころです。一歩間違えれば命を落としかねない極限状態。どうすれば自分の言葉を信じてもらえるのか、撮影現場では僕自身も息が詰まるような緊張感の中にいました。そのヒリヒリとした空気感をぜひ劇場で体感していただけたらうれしいです。

 ◇前田旺志郎さん(栗山善助役)

 素晴らしいスタッフと、素晴らしい俳優部がそろったこの作品に参加できること、本当に幸せに思います。現場はとても雰囲気が良く、和やかでありながらどこか緊張感があって、僕自身すごくいい精神状態で撮影に臨むことができました。1シーンではありますが、作品にとって大切な1ピースになれたのではと願っております。

 ◇坂東新悟さん(織田信長役)

 私は普段、歌舞伎の女方をしておりますので織田信長役に決まった時はとても驚いたと共に不安な気持ちがありました。しかし黒沢監督とのお話の中で「性別は関係ないので大丈夫」とのお言葉をいただき、自分でもふっきれて楽しく撮影に臨むことができました。作品の面白さや世界観に少しでも貢献できていれば幸いです。

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