俳優の本木雅弘さんが、人気作家・米澤穂信さんの傑作ミステリー「黒牢城」の映画化で主演を務めることが1月21日、明らかになった。松竹配給で、2026年に公開される。菅田将暉さん、吉高由里子さん、青木崇高さん、人気グループ「Snow Man」の宮舘涼太さん、柄本佑さん、オダギリジョーさんら主演級キャストが共演。ビジュアルと超特報映像が解禁された。
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原作(角川文庫/KADOKAWA)は2021年に刊行され、第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をダブル受賞、史上初の4大ミステリー大賞(「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」「2022本格ミステリ・ベスト10」)を制覇した。
映画化にあたってメガホンをとるのは、「スパイの妻」(2020年)で第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞受賞、「クリーピー 偽りの隣人」(2016年)など国内外で高い評価を得ている黒沢清監督。主演の本木さんとは初タッグとなる。
荒木村重(本木さん)は暴虐な織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。城は織田軍に囲まれ孤立無援に。城内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、村重は妻・千代保(吉高さん)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。そんな時、城内である少年が殺される事件が発生。その後も怪事件が次々と起こる。容疑者は、密室と化した城内に居る家臣や身内の誰か……。誰もが疑心暗鬼になっていく中で、村重は牢屋に囚われた危険な天才軍師・黒田官兵衛(菅田さん)と共に事件の解決に挑む。さまざまな登場人物の思惑が飛び交う、手に汗握る戦国系心理ミステリー。
本木さんが演じるのは、籠城中の“黒牢城”の城主、荒木村重。信長の使者として、謀反を起こした村重を説得にきたが地下牢に幽閉されるも事件の解決に助言を与える天才軍師・黒田官兵衛を菅田さん、村重のよき理解者であり救いとなる妻・千代保役を吉高さん、村重の腹心として家臣たちを束ねる荒木久左衛門を青木さん、若手の家臣として村重に忠義を尽くす乾助三郎を宮舘さん、事件の目撃者で狙撃の名手の雑賀下針を柄本さん、、村重の隠し刀として陰で暗躍する郡十右衛門をオダギリさんが演じる。他のキャストは今後発表される予定。このたび公開された超特報映像のタイトルコールのナレーションは新垣樽助さんが務めた。
主なキャスト、スタッフのコメントは以下の通り。
「主人公をドン底に突き落として解放するというのが好きなんです」そうサラッと言う黒沢さんは、冷静かつ挑戦的な監督です。歴史上では卑怯者のレッテルを貼られた荒木村重の内に秘めた葛藤とロマンを掬(すく)い取りました。魔的な(官兵衛)菅田さんと清廉な(妻)吉高さんの魅力に虚実ともに翻弄された京都での撮影の日々でした。原作と同様に、追い詰められて生きる現代人への提言を導くこの作品の仕上がりを、いつになく大きく期待しております。
黒沢組にまた参加できて光栄です。
前回は、銃撃戦に巻き込まれていく転売屋。次は、どんな役か楽しみにしていたら、黒沢清×時代劇という刺激に、心躍りました。しかも、あの黒田官兵衛を演じるということで、どんな戦模様が描かれるのかと思いきや、また想像を超える時代劇とミステリーの融合。
僕は、ほぼ舌戦。知と血と地にまみれ、脳みそフル稼働の撮影でした。
対峙(たいじ)した時の荒木村重役の本木さんの瞳が忘れられません。
ぜひ、劇場へ。
「光る君へ」を見てこの役をやってほしいという黒沢監督のお気持ちを聞いて、自分の演じた役が次の役へと繋がるバトンとなりとてもうれしかったです。
戦国時代は初めてで、その時代の死生観について学んだり悩んだり解せない感情にもぶつかったりもしました。たくさんの方が出演されていますが、私の役はほとんど本木さん演じる村重さんとしか関わりがなかったので、私も映画を観(み)る日を楽しみにしています。
国宝や重要文化財である城で撮影できたことはとても興奮しました。なかなかできない経験です。 美しい形でありながら守りの要を果たしている、究極の機能美を感じました。 天守閣からの眺めはとても素晴らしく、その領地を治める殿に仕える武将の気持ちを少しは感じられたかなと思います。 映画「黒牢城」お楽しみあれ。
乾助三郎を演じさせていただきました宮舘涼太です。
脚本の段階で、引き込まれると同時にすごく貴重な役をいただけたなと感じました。
豪華なキャストの方々、そして黒沢監督のもとで演じるプレッシャーを感じましたが、「たくさん学ぶ、全てを出し切る」という気持ちを掲げて撮影に挑ませていただきました。この作品がどう映像化されていくのか完成がとても楽しみです。
「黒牢城」という作品はそれぞれがいろいろな角度で悩み、騙(だま)し、奮闘する、誰が正義なのか、そんな作品です。
観る方も自分がその時代を生きた一員だという目線で観ていただき作品を感じてもらえたらうれしいです。
よろしくお願いいたします。
黒沢清監督作品に出演する事は全ての俳優の憧れです。
もちろん御多分に漏れず僕も憧れています。
出演させていただいた今でさえまだ憧れている。
それほどまでに、アダルトで艶のある黒沢組の現場に興奮しました。
荒木村重という武将の謎の多さに大きな魅力を感じました。それを演じるのが本木さん。そして初の時代劇に挑まれるという黒沢監督。その現場をいち早く見られるなんて、役得と言うものでしょう。俳優やってて、良かったかもかも。
最高に面白い原作に出会えたことが何よりの幸運でした。ただ時代劇も推理ものも僕は初めてで、うまく映画化できるか不安もありました。時代劇の正しさについては、本木さんはじめキャスト、スタッフ全員が完璧に理解されていたので、その点は大丈夫です。あとは推理ものとして正しくできたかどうか。正直ここが大変難しかったのですが、荒木村重という人物の謎と魅力に導かれてどうにか駆け抜けました。
映画化のお話をいただき、とても光栄に思っています。原作は暗闇が映える物語なので、きっと、心に焼きつくような暗闇が見られることでしょう。楽しみにしています。
映画「黒牢城」超特報映像(30秒)
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