写真家の蜷川実花さんとモデルで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんが24日、東京都内で行われたアドビの「Adobe Creative Cloud」の発表イベントに登場。蜷川さん初となる電子書籍アプリ「蜷川<TOKYO>MAP(仮)」の制作ときゃりーさんがモデルを務めることが発表され、きゃりーさんは「(蜷川さんと)一緒にお仕事できることがうれしいです」と大喜び。蜷川さんも「きゃりーちゃんはかわいいし、とっても現代的。今の東京を体現しているポップなアイコン。大好きです」と相思相愛の様子だった。
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また、昨年、自らオファーし、きゃりーさんを撮影したという蜷川さんは、「年齢を感じない、物怖じをしない感じだった。こういう子がいっぱい(メディアに)出てたら面白いのになと思っていたら、今やスーパースター」と大絶賛すると、きゃりーさんは照れ笑いを浮かべていた。
プロジェクトは、蜷川さんときゃりーさんの2人が独自の視点で撮影・編集した“東京体験型”の電子書籍アプリを制作するというもの。蜷川さんが撮影を担当し、海外からも注目を集めるファッションタウン・原宿を舞台に、建物やショップ、おしゃれな女の子たちまで“蜷川実花的東京”を撮り下ろす。アドビの電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」を使って配信し、マップデータと連動した「蜷川<TOKYO>MAP(仮)」として、観光ガイドにもなる地図アプリ機能を搭載予定のほか、写真集も出版するという。
電子書籍アプリについて蜷川さんは「東京の街を私が撮った写真とマップをつけて、ガイドブック的なビジュアルでも楽しめて、私がいいなと思ったお店などを紹介できる」と説明。デジタル版ということについて「私の写真はモニター映えするので、自分的にも楽しみ。英語版、中国版までいけたらいいなと思う」と期待感をもたせた。
蜷川さんは、「新しいことにチャレンジするのはいつもわくわくして、そういうときは絶対いいものができる」と力を込め、「日本ってこんな楽しいんですっていうのを伝えたい」と呼びかけた。 (毎日新聞デジタル)