6月2日公開予定の映画「外事警察 その男に騙されるな」(堀切園健太郎監督、6月2日公開)に出演している女優の真木よう子さん。渡部篤郎さん主演で09年にNHKで放送された連続ドラマを映画化した作品だ。ドラマ、映画、CMなどで活躍し、多忙な日々を送る真木さんに、日々の過ごし方などを聞いた。(毎日新聞デジタル)
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真木さんは、11年にNHK大河ドラマ「龍馬伝」で龍馬の妻・お龍を演じ、昨年は映画「SP 革命編」「モテキ」など計4本の映画に出演。12年は1月から放送されたテレビドラマ「運命の人」(TBS系)で物語のカギを握る女性を演じた。CMにも出演している。
女優として精力的な活動に加えて家族を持ったことで、真木さんが一人で過ごせる時間はほとんどない。今は一人になると「台本を読むことと、せりふを覚えることしかない」といい、「(一人の時間が)ほしいですね。(そうしたら)いいホテルに1泊したい。好き放題ルームサービスを頼んで、お酒を一人で飲んで、何も考えずに泊まりたいな」と目を輝かせた。
また普段から体力作りのために走ったり、ストレッチをしたりしているという真木さん。これから挑戦したいのは「ホットヨガ」だという。他の女優さんと話をしていたときに話題に上ったといい、「呼吸法もあるから気持ちも楽になるみたいなことを言われて。ちょっと興味があるんです」と笑顔を見せていた。
今回出演した「外事警察」は、警視庁公安部外事課の“外事警察”を題材に、国際テロを未然に防ぐために組織された外事警察のメンバーが諜報(ちょうほう)活動を行う物語。
真木さんが演じる主婦・奥田果織は一般人ながら、その諜報活動に巻き込まれていってしまう役どころで、真木さんは「私が“ぜひ見てください”っていえるのは、母親たちに向けてなんです。果織が娘を救い出すというそのストーリーを見てほしい。頑張っているお母さんたちにささげるために演じたから、それをぜひ見て、スカッとするなり、希望を持つなりしほしいなと。そうなれば一番いいなと思っています」と語っている。
まき・ようこ。1982年10月15日生まれ。千葉県出身。01年に「DRUG」で映画デビューし、06年に「ベロニカは死ぬことにした」で映画初主演した。同年、映画「ゆれる」で第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞。07年から放送されたテレビドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」(フジテレビ系)で紅一点のSP・笹本絵里を演じて人気を博し、08年のオムニバス形式の連続ドラマ「週刊真木よう子」(テレビ東京系)に主演したほか、10年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」で、福山雅治さん演じる坂本龍馬の妻・お龍を演じた。最近のおもな作品にテレビドラマ「カレ、夫、男友達」(11年、NHK)、「運命の人」(12年、TBS系)、映画「モテキ」「指輪をはめたい」「源氏物語 千年の謎」(いずれも11年)などがある。
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