はたらく細胞!!
01「たんこぶ」
12月13日(金)放送分
話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、小心者の売れないマンガ家と美人で短気な妻の日々を描いた福満しげゆきさんのエッセー風ギャグ4コママンガ「うちの妻ってどうでしょう?」です。「漫画アクション」(双葉社)編集部の國澤正火土さんに作品の魅力を聞きました。
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−−この作品の魅力は?
著者である、福満しげゆき先生の愚痴と妬みと妻子への愛情表現の面白さです。先生が日常生活で感じている社会への不満や自分の将来への不安といったマイナスの感情に共感や反感を覚えつつ、怒ると怖い九州弁の妻の可愛さに癒やされるのが、当作品の楽しみ方かと思います。
−−作品が生まれたきっかけは?
私が福満先生に執筆依頼をした際に、当時の編集長と相談して「福満先生の今現在の日常生活を4コママンガで描いていただくのはいかがでしょうか」と提案したところ、見た目は4コマの形式なのに、一つのネタが1コマで終わったり、10コマ以上続いたりなど、独特のリズムのマンガを先生が描いてきて、そちらをそのまま掲載させていただく形となりました。
−−編集者として作品を担当して、今だから笑えるけれど当時は大変だった……、もしくはクスッとしたナイショのエピソードを教えてください。
「うちの妻ってどうでしょう?」というタイトルに関しまして、単行本1巻の作品中で福満先生が「担当編集が勝手につけたタイトルがすごく嫌だった」というニュアンスの主張をするエピソードがあるのですが、このタイトルは私と先生が複数のタイトル案をお互い提出して、相談して「この中ならどれでもいい」という福満先生の了解をいただいた5本のタイトル案のうちの一つでした。そのことを先生に確認すると「確かにそう言ったけど、その中で一番なってほしくないタイトルだった」とのことでした。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
「うちの妻ってどうでしょう?」はそれだけでも楽しい作品ですが、福満先生の他社作品「僕の小規模な生活」や「僕の小規模な失敗」と併せて読んでいただけると、先生と奥さんの今に至るまでの物語の全体像がわかって、より一層楽しめます。「漫画アクション」の連載は、2人目のお子さんも生まれて、先生の不安定なパパっぷりが、さらなる面白さを醸して出しておりますので、ぜひともご一読ください。よろしくお願いいたします!
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