野村美月:マンガ「“葵”ヒカルが地球にいたころ……」が中国で連載へ

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 “文学少女”シリーズで人気を集める作家・野村美月さん原作のマンガ「“葵”ヒカルが地球にいたころ……」が、中国のマンガ誌「天漫」(天聞角川)で翻訳連載されることが明らかになった。7月5日発売の同誌7月号からで、第1章分43ページ掲載予定。

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 「“葵”ヒカルが地球にいたころ……」は、野村さん原作、竹岡美穂さんイラストのライトノベル「ヒカルが地球にいたころ……」(ファミ通文庫/エンターブレイン刊)の1巻「“葵”ヒカルが地球にいたころ……」をベースにマンガ化した作品で、スクウェア・エニックスのウェブサイト「ガンガンONLINE」で連載中。マンガは、山崎風愛さんが構成を手がけ、CHuNさんが作画を担当している。

 主人公は、凶悪な顔立ちのせいで、ヤンキーじゃないのにヤンキー扱いされてしまう赤城是光。是光は、ある偶然から学園の「皇子」帝門ヒカルの幽霊に取りつかれてしまう。なんとかヒカルに成仏してほしい是光は、ヒカルの心残りを晴らすことに。ヒカルの心残りは、婚約者の葵に六つのプレゼントを渡すことだというが……というストーリー。「源氏物語」をベースにミステリアス現代学園ロマンスが展開される。

 「天漫」は、角川グループの天聞角川が昨年9月に創刊した中国初となる日系の月刊マンガ誌。中国オリジナル作品の他、中国版「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」が連載されるなど、日本の人気作品も掲載されている。

 なお、日本では「“葵”ヒカルが地球にいたころ……」のコミックス1巻が22日に発売予定(毎日新聞デジタル)

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