女性ファッション誌「CanCam」(小学館)の人気専属モデル山本美月さんが23日発売の同誌8月号でアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどかや「フレッシュプリキュア!」のキュアピーチ、バーチャルアイドル「初音ミク」のコスプレを初披露している。「NEOヲタモデル 山本美月のヲタ事情」と題された同号の特集ページには、「小学生のときからアニメが大好き」という山本さんの好きなアニメやマンガのベスト3、アニソン、フィギュアコレクションなどが紹介されている。
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山本さんは荒川弘さん原作のアニメ「鋼の錬金術師」にハマったことからアニメ好きになったといい「主人公のエドに恋をしたんです」と明かす。コスプレを始めたのは高校1年生のときで「涼宮ハルヒ」シリーズのハルヒのコスプレに挑戦した。それからもさまざまなコスプレを楽しんでいるがモデルという職業上、コスプレを披露したり、アニメ好きを公言することを禁止され、基本は自宅でコスプレをする「宅コス」で楽しんできた。山本さんは「コスプレするキャラは私の憧れの女の子。ツインテールが好きで、すごく可愛いんです。そんなキャラになりきれるところがコスプレの楽しさです」と力を込める。
このほどコスプレを披露したのは、同誌3月号で山本さんがアニメ「らき☆すた」のつかさ役で知られる声優の福原香織さんと対談した際、アニメ好きを告白したのがきっかけ。山本さんのブログに男性のコメントが増えたり、読者からも「親近感がわいた」という声が寄せられるなど、反響が大きかったため、CanCam編集部からコスプレ披露を「許された」という。
今期放送されている春アニメもしっかりチェックしているという山本さんは「王道ですが『宇宙兄弟』や『氷菓』がおすすめ。『けいおん!』などの京都アニメーションの絵が好きなんです。『ヨルムンガンド』も好きです」と話し「機会があれば声優にも挑戦したい。がっつり深夜アニメとかやってみたいですね。(フジテレビの)『ノイタミナ』枠のアニメも好きで。ノイタミナならCanCam読者も見やすいと思うし」と笑った。
一方、山本さんが小学生のときからアニメと同じくらい興味があったというのが芝居。山本さんは8月11日公開の映画「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)のオーディションを経て映画のタイトルとなっている桐島の恋人で校内一の人気女子の役を勝ち取り、映画デビューが決まっている。山本さんは「芝居についての知識が何もなく、台本の読み方も初めてで知らなかった。発声練習や『はい』という返事の仕方など一つ一つを演技指導されました。大変だったけれど新鮮でした」と1カ月に及んだという撮影を振り返り「映画は自分と重ね合わせて見てほしいですね」と語った。これからも女優に挑戦したいという山本さんに目標の女優を聞くと「戸田恵梨香さん」と即答。「役をきちんと演じ分けられている演技力がすごいと思う」と目を輝かせていた。(毎日新聞デジタル)
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