映画興行成績:「アメイジング・スパイダーマン」がV2 初登場4位に「アンパンマン」

「アメイジング・スパイダーマン」の一場面 (c)2011 Columbia TriStar Marketing Group,Inc. All Rights Reserved.
1 / 1
「アメイジング・スパイダーマン」の一場面 (c)2011 Columbia TriStar Marketing Group,Inc. All Rights Reserved.

 9日発表された7、8日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、大ヒットシリーズ「スパイダーマン」の新章第1作「アメイジング・スパイダーマン」が2週連続で首位を獲得。2、3位も前週に引き続き、名作グリム童話を基にしたアクションアドベンチャー映画「スノーホワイト」、俳優の内野聖陽さん主演の人気ドラマを映画化した「臨場 劇場版」となった。

あなたにオススメ

 4位は劇場版24作目となる「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」が初登場。全国135スクリーンで公開され、動員約6万人、興行収入約7260万円と11作目以降最高のオープニング成績を記録し、初のトップ5入りを果たした。続く5位は映画「アバター」(09年)や「タイタンの逆襲」(12年)のサム・ワーシントンさんが主演した新作「崖っぷちの男」が初登場。全国305スクリーンで公開され、約6万人を動員し、興行収入は約7078万円だった。このほか初登場は「グスコーブドリの伝記」が7位にランクインした。

 「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」は、寒さのためにバナナが全部枯れてしまっていたバナナ島を救おうと、アンパンマンやその仲間たち、「バナナ島」の女王・バンナやたくさんのバナナマンたちが力を合わせて奮闘する……というストーリー。少々わがままだが元気いっぱいの女王・バンナの声を、女優の木村佳乃さん、バナナ島に住むバナナマンの声を、お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統さんと日村勇紀さんが担当している。

 「崖っぷちの男」は、ドキュメンタリー映画出身のアスガー・レス監督が手がけたノンストップ・アクション・サスペンス。30億円のダイヤモンドを横領した罪で刑務所に収監されていた元ニューヨーク市警の警察官のニック・キャシディが、自らの潔白とある隠された真実を白日の下にさらすため、21階の高層ホテルの外壁でアクションを繰り広げる。

 「グスコーブドリの伝記」は、宮沢賢治の童話が原作。美しいイーハトーヴの森の木こりの息子として両親や妹・ネリと穏やかに暮らしていたブドリは、森を襲った冷害のため家族を亡くすが、生きるために精いっぱい働き、火山局に勤めるようになる。そこへ再び大きな冷害が襲い、ブドリは悲劇を繰り返さないためにある決心をするというストーリー。ブドリの声を小栗旬さん、ネリを女優の忽那汐里さんが担当。元バレエダンサーで女優の草刈民代さん、落語家の林家正蔵さん、俳優の柄本明さん、佐々木蔵之介さん、林隆三さんも出演している。(毎日新聞デジタル)

1位 アメイジング・スパイダーマン

2位 スノーホワイト

3位 臨場 劇場版

4位 それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島

5位 崖っぷちの男

6位 ホタルノヒカリ

7位 グスコーブドリの伝記

8位 テルマエ・ロマエ

9位 メン・イン・ブラック3

10位 LOVE まさお君が行く!

映画 最新記事