テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)に登場したカプコンの人気アクションゲーム「モンスターハンター」(モンハン)の全長約20メートルの銀色の巨大モンスター「リオレウス希少種」が、「最も大きなビデオゲームキャラクターの像」(18日現在)として、ギネス世界記録に認定されたことが19日、イベント「モンスターハンター・ザ・リアル 2012」のプレスレビューで発表された。ゲームの人気キャラクター「アイルー」が認定証を掲げると、集まった約200人のモンハンファンからは、拍手と大歓声が巻き起こった。
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ギネス記録となった「リオレウス希少種」は、ゲーム中でも高い攻撃力と素早い動きを併せ持つ強敵。幅約17メートル、頭からしっぽまでの全長が約20メートルの巨大モンスターで、昨年の同イベントでお目見えし、ファンの度肝を抜いた。
今年はリオレウスに加え、新たに全長約20メートルの金色の巨大モンスター「リオレイア希少種」も登場し、ゲームさながらの迫力を再現した。展示コーナーでは、昨年展示した「ポータブル3rd」の装備や武器はもちろん、最新作「3(トライ)G」の舞台・タンジア港をはじめ、武器や防具をリアルに再現。何もない壁からモンスターが突然浮かび上がる演出で、ゲームの世界を堪能できる。また、パークオリジナル衣装に身を包んだほぼ実物大の「アイルー」もイベントエリアに登場し、記念写真を楽しめる。
さらに、青くきらめく武器「スターライトゲート(太刀)」(7、8月)や「ブルースターシリーズ(防具)」(9月)といったゲーム内装備を生産できる「3G」向けのオリジナルクエストを先行配信したり、「ポータブル3rd」「3G」のソフトを使って気ままにプレーを楽しめる「リアル集会所」を開設。規定クエストのクリアタイムを競う大会なども開催され、最速の記録を出したプレーヤーには、パーク限定のトロフィーや記念品がプレゼントされる。期間限定で、昨年も販売された“こんがり肉”味のポップコーンのほか、ゲーム内のこんがり肉を再現した「こんがり肉G~ウルトラ上手に焼けました~」が新登場。ゲームをテーマにしたコラボグッズも約30種類販売される。
「モンスターハンター」は、プレーヤーがハンターとなって、砂漠や密林などさまざまなフィールドで巨大なモンスターを狩り、獲物からはぎ取った素材で、武器や防具を生産、強化してハンターライフを体験するアクションゲーム。PSP向けに発売された「モンスターハンターポータブル」シリーズが、友達と一緒に遊べる通信機能が受けて大ヒット。昨年12月には3DS向けの「3G」が発売されており、13年春には「モンスターハンター4」が発売される予定。 (毎日新聞デジタル)