稲川淳二:怖い話をトーナメント形式で決定 怪談苦手の森田涼花は「こわ楽しい」

「稲川淳二の怪談グランプリ2012」に出演する(左から)「ますだおかだ」の増田英彦さん、森田涼花さん、稲川淳二さん、「ますだおかだ」の岡田圭右さん、高橋真理恵アナ=関西テレビ提供
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「稲川淳二の怪談グランプリ2012」に出演する(左から)「ますだおかだ」の増田英彦さん、森田涼花さん、稲川淳二さん、「ますだおかだ」の岡田圭右さん、高橋真理恵アナ=関西テレビ提供

 怪談でおなじみのタレント稲川淳二さんが大会委員長を務め、最も怖い話をトーナメント形式で決定するトークバラエティー番組「稲川淳二の怪談グランプリ2012」(関西テレビ)の収録がこのほど行われ、稲川さんら出演者が会見を行った。5月にアイドルグループ「アイドリング!!!」を卒業した森田涼花さんは、怪談は大の苦手と言いながらも収録中に「こわ楽しい」と話し、「初めはすっごい怖かったんですけど、終わると、こわ楽しくって、決勝戦は最高にしびれました。言葉が出なかった」と話した。

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 番組は、09年、10年に放送され、今回が3回目。怪談話をする出演者を“怪談師”と呼び、今年は、関東ブロック、関西ブロックに別れた怪談師が、1人約5分の話を披露する。審査は事前に募集した一般の観覧者100人による投票で行われ、話が怖ければ1人1ポイントの「ぞっとスイッチ」を押し、その得点を競う。

 怪談師として、関東ブロックは、タレントで占い師の島田秀平さん、女優で10年に優勝した牛抱せん夏(うしだき・せんか)さん、怪談サークル「とうもろこしの会」の代表を務める吉田悠軌さん、作家でオカルト研究家の山口敏太郎(やまぐち・びんたろう)さんが出演。関西ブロックは、タレントの北野誠さん、お笑いコンビ「ヒカリゴケ」の国沢一誠さん、俳優で劇団ファントマ主宰の伊藤えん魔さん、女優で09年に優勝した西村亜矢子さんが出演する。またお笑いコンビ「ますだ・おかだ」と、同局の高橋真理恵アナも出演する。

 09年から出演している稲川さんは、森田さんの“こわ楽しい”という発言について「言ってくれてすごくうれしかった。私は20年前から言ってるんですよ」と熱弁し、「出場される方々がだんだんと怪談がうまくなってる。怪談ぽく話していない。普通に話しながら(怖さが)入ってくるっていうのはたいした技ですよ」と絶賛していた。

 放送は関西ローカルで8月5日深夜0時50分~同2時20分。また「関西テレビおんでま」やスマートフォン動画配信サイト「KTV SMART」などで配信される予定。(毎日新聞デジタル)

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