ゲーム雑誌大手のエンターブレインがこのほど発表した12年7月のゲーム販売ランキングによると、ソフト市場は前月に引き続き好調なポケモンがけん引し、前年同月比124.9%の約236億5000万円を記録。ハード市場も3DSの大型モデル「3DS LL」が7月28日に発売されたことで同112.5%の約121億1000万円となり、ハード、ソフト合計で同120.4%の357億7000万円となり、前月に引き続き2カ月連続のプラスとなった。
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ゲームソフトの月間売り上げランキングで6月23日に発売されたニンテンドーDS用ソフト「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」(ポケモン)が約85万5500本を売り上げ首位を獲得。2位は7月28日に発売された3DSソフト「NEW スーパーマリオブラザーズ2」(マリオ)だった。マリオは2日間で約43万本を売り上げ、ニンテンドー3DSソフトで歴代4位の初週販売本数を記録し、好調なスタートを切った。3位は「星のカービィ 20周年スペシャルコレクション」(Wii)の約13万2000本だった。
ハードは発売から2日間で約19万3000台を売り上げた3DSの大型モデル「3DS LL」を含むニンテンドー3DSが月間で約44万4000台を売り上げ、月間販売台数ランキングの首位をキープした。2位はプレイステーション3の約8万台だった。
8月期は2日に人気RPG「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」(スクウェア・エニックス)のWii用最新作「ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オンライン」が発売されており、ハード、ソフト市場の盛り上がりが期待される。
調査はファミ通データ協力店3600の売り上げデータをもとに集計した。(毎日新聞デジタル)
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