桑田佳祐:13年ぶりに著書発売 ソロ活動語り尽くすエッセー&歌詞集

13年ぶりに単行本を出版する桑田佳祐さん
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13年ぶりに単行本を出版する桑田佳祐さん

 歌手の桑田佳祐さんが、13年ぶりとなる単行本「桑田佳祐 言葉の大全集 やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(新潮社)を9月15日に発売することが10日、明らかになった。25年のソロ活動の中から自身が選んだ88曲の歌詞集とともに、書き下ろしのエッセーで歌とともに歩んだ歌手人生を自ら語り尽くしており、突然の病と闘病の日々や紅白歌合戦での復活などについても真摯(しんし)な言葉をつづっている。

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 桑田さんが単行本を発売するのは、99年のエッセー集「素敵な夢を叶えましょう」以来13年ぶり。桑田さんはこれまで、1984年に「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」、1990年に「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん’84−’90」(いずれも新潮文庫)というサザンオールスターズの作品を中心に作られた伝説のエッセイ&歌詞集を発表しているが、今回の作品は7月にリリースされ大ヒット中のベストアルバム「I LOVE YOU −now & forever−」の発売記念出版という位置づけで、完全にソロ作品にフォーカスを当てた書籍となっている。

 今回の書籍に収録されている歌詞は、ソロデビュー曲の「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」(1987年10月)から最新の「愛しい人へ捧ぐ歌」(12年7月)まで、ソロ名義で発表してきた数多くの楽曲から、桑田さん自身が選んだ88曲。それらの歌詞とともに、歌とともに歩んできた自らの歌手人生を語り尽くし、ポップスへの愛着、母の死、「ポップ・シンガー」へのこだわり、突然の病と闘病の日々、紅白歌合戦での復活、東日本大震災、今秋からスタートする5年ぶりの全国ツアーに向けて、未来に向かってのさまざまな思いをつづっている。

 「桑田佳祐 言葉の大全集 やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」は、全国ツアーの初日でもある9月15日に1680円で発売予定。ツアー会場でも販売され、会場限定の特別なカバーも用意されるという。(毎日新聞デジタル)

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