梅ちゃん先生:五輪効果で視聴率最高更新の24.9%

11日放送の「梅ちゃん先生」の1シーン=NHk提供
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11日放送の「梅ちゃん先生」の1シーン=NHk提供

 堀北真希さん主演で放送中のNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(総合テレビ、月~土曜午前8時)が11日の放送で平均視聴率24.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、これまでの最高を更新したことが分かった。この日、総合テレビでは未明からサッカー男子3位決定戦の日本対韓国戦が中継放送され、早朝にもかかわらず前半15.4%、後半18.5%を記録している。

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 「梅ちゃん先生」の視聴率は4月2日放送の初回18.5%の後、第3回で20%の大台に乗せ、同月中に21%、5月に22%、7月に23%をそれぞれ突破するなど着実に伸ばしており、期間平均視聴率(初回~最終回)は03年前期の「こころ」以来9年ぶりの20%超えが期待されている。

 ドラマは、戦後復興と高度経済成長の昭和20年代、終戦直後の焼け野原となった東京・蒲田を舞台に、医師を父に持ち、自分に自信が持てないヒロイン下村梅子が一念発起して医師を目指し、やがて地域医療に身を投じていく姿を描いている。全156回。

 11日放送の第114回は、梅子が口をすべらし、安岡製作所の工員・光男(野村周平さん)と一緒の部屋で寝泊まりしていることを父の建造(高橋克実さん)に知られてしまう。建造は梅子の義父の幸吉(片岡鶴太郎さん)のもとへ文句を言いに行くが「嫁にもらったんだから」と、取り合わない。建造は梅子の夫の信郎(松坂桃李さん)にも「梅子を幸せにすると言っただろう」と詰め寄り、梅子は両家の仲をどうしたものかと悩む……というストーリーだった。(毎日新聞デジタル)

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