女優の米倉涼子さんが、現在公開中の米マーベルのヒーローたちが集結した映画「アベンジャーズ」で、日本語吹き替えに初挑戦。「アベンジャーズ」はアイアンマン(ロバート・ダウニーJr.さん)やキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンスさん)、ソー(クリス・ヘムズワースさん)ら主役級のヒーローたちが一堂に会し、地球最大の危機に立ち向かうアクション巨編で、紅一点、スカーレット・ヨハンソンさんが演じたブラック・ウィドウ役の声で存在感を見せている。米倉さんに普段の生活や美容へのこだわりについて聞いた。(毎日新聞デジタル)
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「アベンジャーズ」で、ヒーローたちにも引けをとらずに活躍しているブラック・ウィドウの姿に「男性にも負けないほどの能力があるというのは、あこがれますね」と話す米倉さん。7月にミュージカル「シカゴ」の主演でのブロードウェーデビューを果たし、目指す美しさは「健康美だな、と思いました。エネルギッシュじゃないと、何事にもぶち当たっていけない」と力を込める。「日本では細い人がきれいだと思われているけれど、私はそこから脱線して、たくましくなりたい」といい、今、夢中になっていることは「体力作り。時間を見つけてはトレーニングや、ヨガを教えてもらったりしています」と明かした。
一方で、美容について「食べ物のこだわりはあまり持っていない」といい、美を保つ秘訣(ひけつ)は「絶対にストレスがたまっちゃうので、特に考えないこと」とさばさばとした表情で応えた。「朝、グレープフルーツジュースを飲んだり、最近はトマトがはやっているから、トマトジュースが冷蔵庫に入っていたりはしますけれど、“絶対”にはしない。食べたいものを食べたいから動くという感じ」と話す。普段のファッションもあまりこだわらず、「清潔感があるようにしたい。普段の洋服は黒いものとかが多いですね」と話したが、「バッグとか靴が大好きなので、靴だけピカピカだったりします」と笑顔を見せ、ワンポイントでおしゃれを楽しんでいるという。
舞台にドラマにと多忙な米倉さんが、普段いつも持ち歩いているものは、ひざ下を包むタイプの脚用マッサージ器で、「5年以上、ほぼ毎日使っています。重さもちょうどいいし、持ち運べる。家にも置いてあるし、実家にもある」という。使い始めたのは、着物をずっと着ていた連続ドラマのときからだといい、「ひざ下がすごくむくみやすくて気になる。着物はひもでたくさん結ぶので、(むくんで)朝履いたジーンズ入らなくなっちゃったり、(生活が)不規則になったりしました。これのお陰で大分いいです。運動したあとにも効果的ですよ」と笑顔で話していた。
次回は「アベンジャーズ」の初めての日本語吹き替え版のアフレコのエピソードや、声の演技について聞く。
<プロフィル>
よねくら・りょうこ。75年8月1日生まれ、神奈川県出身。92年の「第6回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、翌年から7年間、キャンペーンガールやCM、ファッション誌専属など、トップモデルとして活躍。99年に女優宣言し、以後は数々のドラマで主演をつとめ、12年7月には、ミュージカル「CHICAGO」に主演として、本場ニューヨークで念願のブロードウェーデビューを果たした。10月からは連続ドラマ「Doctor−X~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)に主演する。公開中の米映画「アベンジャーズ」で、スカーレット・ヨハンソンさん演じるブラック・ウィドウの吹き替えに初挑戦している。
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