念願の東京ドーム公演を実現させたAKB48について、同グループの総監督に就任した高橋みなみさんが、31日午後8時から放送された音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に生出演して所信表明スピーチを行った。高橋さんは東京・秋葉原のAKB48劇場から東京ドームへの距離1830メートルを引き合いに「新たな1830メートルを歩き始めたい」と決意を語った。
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高橋さんは「先週、AKB48は結成当初の夢であるドームコンサートを3日間行わせていただきました。秋葉原の小さな劇場から東京ドームまで1830メートル。ファンのみなさんの応援とあきらめずに歩き続けられた結果です。メンバー前田敦子が卒業。私たちAKB48は新たな第2章、新たな1830メートルを歩き始めたいと思います。よろしくお願いします。AKB48総監督 高橋みなみ」と語った。
番組では新生AKB48としてメディア選抜16人で新曲「ギンガムチェック」を披露。また、27日の前田さんの卒業公演直後の楽屋で、前田さんと高橋さんが涙で抱き合う貴重な秘蔵映像をはじめ、公演終了後、AKB48劇場の入る建物のバルコニーに出て、拡声機でファンに声をかける前田さんの様子を収めた映像などが放送された。
AKBは、目標としてきた東京ドーム公演を24~26日に実現させ、27日には“不動のエース”としてグループを引っ張ってきた前田敦子さんがグループを卒業。それを機に高橋さんを総監督に据え“組閣”と称してメンバーのチーム構成を総入れ替えし、新生AKBとして再スタートを切った。(毎日新聞デジタル)