ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、助野嘉昭さんの人気マンガが原作の「貧乏神が!」です。企画担当を務めたサンライズの生地俊祐さんに作品の魅力を語ってもらいました。
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−−作品の概要と魅力は?
才色兼備、ツキまくりライフな超絶ラッキー女子高生「桜市子」の前に、その異常な幸せの原因である“幸福エナジー”を回収しに貧乏神の「紅葉」が現れた。その貧乏神は任務そっちのけでやりたい放題の大暴れ! 巨乳と貧乳で胸の大きさは違っても性格はどっちもひと癖ある2人…市子VS紅葉の戦い?が始まった、というハイテンションコメディーです。
一見、2人をはじめアクの強~いキャラしか出てこないオモシロ作品ですが、完璧ガールに貧乏神があの手この手でつきまとう過程で、市子は心の中の寂しさを浮かび上がらせていきます。笑いと寂しさのギャップと絶妙なバランスに浸ってくださいませ。
−−アニメにするときに心がけたことは?
まず何といってもこの作品は“市子”と“紅葉”です。2人をどう魅力的に描くか。あとはこのオモシロくてすてきな原作の魅力とキャラクターたちの勢いを損なわずにアニメーションという表現でどのように伝えるか。特に掛け合いの妙は大切に。藤田陽一監督以下みんなそれを合言葉にして、そこから先はリミッター開放して激走、爆走、後は暴走あるのみ!?っていう感じです!
−−声優の一人に女優の神田沙也加さんを起用したことが話題になりましたが。
神田さんの声、すてきでしょ? 「どうしても声優にチャレンジしていきたいという方がいるのですが」というお話があり、それが神田沙也加さんでした。正直ビックリしました。アニメーションが大好きで、声優スクールにも通われているということで二度ビックリです!
そこで、監督から面白い登場の仕方を考えたと。それがエンドコーナー“今週の撫子が!”です。内心ドキドキしながら(笑い)。ご提案したところ「やります!」と快諾いただきました。実際に何度かお会いし、姿勢から“本気のやる気”がビンビン伝わってきて、「これは本物だ!」と確信しましたので、その後はどんどんむちゃ振りをさせていただいています♪
−−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
大変だったと言えば、花澤香菜さんと内山夕実さんが、ですかね(笑い)。原作のボリュームをギュッと凝縮しています。ですからせりふの量がハンパない。台本はめくってもめくっても市子と紅葉のせりふのオンパレード。しかも相手のせりふにかぶせていく……。見ていても酸欠になるんじゃないか!?と思いました。スタッフと演者の真剣勝負だからこそ生まれたこの作品のハイテンションさです。でもえーと、ゴメンナサイ?
そんな2人をはじめとするキャストの皆様ももちろんなのですが、助野嘉昭先生、「ジャンプSQ.」編集部さんもとにかくアットホームかつノリが良いんです。先生に何度も“ドッキリ”を仕掛けてますから……。普通怒られますよ。そうなるとスタッフも当然燃えます。みんなの真剣さに笑いのエナジーが大きなウネリとなって生まれた“一体感”がとにかくうれしすぎました。そんな空気がフィルムから皆様にも届いて一緒に泣き笑いできたら更に最高です。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
市子と紅葉は2人で絡んでいる時、とにかく生き生きしていると思います。そんな中でそれぞれへの気持ちが微妙な変化をしていっています。デコボコな2人がコンビになっていくさまと成長を温かく見守ってやってくださいますと。一緒にほんとの幸せ見つけましょう。
サンライズ 企画担当 生地俊祐
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