歌手の森高千里さんが2日、西武ドーム(埼玉県所沢市)で行われたプロ野球・埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦の始球式に登場。背番号5のピンクのユニホームと白いパンツ姿で初の始球式に臨んだ森高さんは、マウンド上で戸惑いながら投球すると、ボールはバッターの近くをショートバウンドし、ミットに収まった。森高さんは、「今まで全く経験したことがなかったので、グラウンドに降りてみたら、思ったより空間が広く、やっぱり緊張してしまいました」と語っていた。
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始球式のことを子供に相談したという森高さんは「『練習した方がいいよ』と言われて、息子にボールを捕ってもらいながら練習しました。練習みたいにうまくいかなかったですけど、バッターの方に当たらなくてよかったです。練習のときは、もう少しうまく投げられたのですが(笑い)」と反省していた。
今回の始球式は、「パナソニック 愛情サイズマッチデー」と銘打った西武ライオンズのイベントの一環として行われ、パナソニックのビデオカメラのCMキャラクターを務める森高さんが試合前に登板した。森高さんは自分の投球に驚きの表情を浮かべながらも、客席からの大歓声に笑顔で応えていた。
この日は、西武ライオンズの地元である埼玉県の魅力をPRするイベント「埼玉フェスタ2012~彩の国の魅力大集合!~」が開かれ、埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」や、熊谷市の「ニャオざね」、鶴ケ島市の「つるゴン」、深谷市の「ふっかちゃん」など同県のご当地ゆるキャラ34体や、「埼玉戦士さいたぁマン」や「航空戦士トコロザワン」、「稲穂戦隊スイハンジャー」などのご当地ヒーローたちも駆けつけ、会場に訪れたファンを楽しませていた。(毎日新聞デジタル)