東武鉄道は、運行中の風景を眺望しやすいように6050型車両をリニューアルした展望車両・634型「スカイツリートレイン」を10月27日から浅草-東武日光間で運行すると発表した。土休日は観光列車、平日はイベント列車として運行する予定といい、運行開始当初は1日1往復、主に団体専用車両として土休日の特定の日に運行する。東武トラベル主催の日帰りツアーの参加者が乗車できるという。
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スカイツリートレインは、「東武沿線からスカイツリーへ」「スカイツリーから日光・鬼怒川へ」をコンセプトに、6050型車両をリニューアルした展望車。東京スカイツリーをはじめ、日光、鬼怒川などの沿線のさまざまな観光スポットや景色を堪能できるよう座席を高床とし、屋根から回り込む天窓のような展望窓を設けるほか、フリースペースとして前面展望が可能な「前面展望スペース」や「サロン」を設置。また、ペアスイート、シングル、ツインなどの多彩なシート配列を採用。カップルや夫婦、親子による2人旅、1人旅や家族旅行など、客の旅行形態に対応した座席を用意する。
外観は、白地に明るいカラーリングを施し、青空をイメージしたデザインと、朝焼けをイメージしたデザインの2種類を用意。そのほか、列車内には映像モニターや洗面台、車いす対応スペースなども備える。
11月29、30の両日は、浅草-鬼怒川温泉間を1往復する臨時特急列車として運転し、12月以降の運転の詳細は決定次第告知するという。(毎日新聞デジタル)