大奥~誕生:初回視聴率11.6% 堺雅人主演で描く“男女逆転大奥”続編

金曜ドラマ「大奥~誕生[有功・家光編]」に出演している堺雅人さん(左)と多部未華子さん
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金曜ドラマ「大奥~誕生[有功・家光編]」に出演している堺雅人さん(左)と多部未華子さん

 俳優の堺雅人さんが主演を務める金曜ドラマ「大奥~誕生[有功・家光編]」(TBS系毎週金曜午後10時)の初回が12日放送され、平均視聴率は11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「大奥」は、謎の疫病で男性が女性の4分の1の人口になったことで男女の役割が逆転。仕事も政治も女性が取り仕切るようになった江戸時代を描いたよしながふみさんのSFマンガが原作で、10年には女優の柴咲コウさん、「嵐」の二宮和也さんらにより映画化された。今回はその続編プロジェクトとして制作。三代将軍・家光の世界を舞台に、「将軍は女、仕えるのは美男3000人」という“男女逆転大奥”の誕生と江戸城にうずまく策略、嫉妬(しっと)、純愛をドラマチックに描いている。

 第1話は、三代将軍・家光の時代、疫病が大流行し、国内の男子の人口が激減。家光自身もこの病にかかって早逝してしまう。徳川家の血筋が絶えることを危惧した春日局(麻生祐未さん)は、家光が江戸城の外に作った少女を男装させ、江戸城大奥でひそかに将軍として養育していた。その少女(多部未華子さん)が16歳になったころ、春日局は京から慶光院の新院主として継目御礼のためやってきた美しい僧侶・有功(堺さん)を見初め、無理やり家光の小姓になるよう強要する。苦慮の末、春日局の脅迫に負けた有功は弟子の玉栄(KAT−TUNの田中聖さん)とともに還俗し、大奥に仕えることになるが……という展開だった。(毎日新聞デジタル)

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