マイケル・ジャクソン展:18日から東京スカイツリータウンで開催 一足早く展示を公開

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 「キング・オブ・ポップ」と称され09年6月に急逝した米歌手のマイケル・ジャクソンさんのステージ衣装など100点以上を展示する「マイケル・ジャクソン展」が、18日から「東京スカイツリータウン」(東京都墨田区)にある商業施設「東京ソラマチ」の展示スペース「スペース634」で開催されるのに先がけて17日、報道陣向けに内部が公開された。ジャクソンさんのファンというタレントのデーブ・スペクターさんも駆けつけ、「マイケルをとても近くに感じた。オークションに出されればまとまって見る機会もないので最後のチャンスですね」と興奮気味に語った。

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 「マイケル・ジャクソン展」の展示物は「ジュリアンズ オークション」が提供。「スリラー」「スムーズ・クリミナル」などのミュージックビデオ(MV)や、世界ツアー「BAD TOUR」「DANGEROUS TOUR」「History TOUR」で着用した衣装、ジャンプスーツやレオタード、ジャンパー、人工ダイヤモンドで覆われた手袋、ヘルメット、ベルトやバックルなど時価総額推定30億円以上といわれる貴重なアイテムが展示される。同展は5月18日のチリ・サンティアゴを皮切りにロンドン、パリ、ロサンゼルスなどで開催され、日本での開催で最終となる。展示品の数々は展示会終了後、オークションに出品される。18~31日の前半を「スリラーステージ」、11月1~12日の後半を「バッド&デンジャラスステージ」と題し、メーンの展示品を入れ替えて開催する。

 会場は「The Legend ZONE」「King of Pop ZONE」「The Jacksons ZONE」「On Stage ZONE」「Off Stage ZONE」の五つのテーマごとにジャクソンさんの衣装やアイテムを展示。「ジャクソン5」や「ジャクソンズ」時代の兄弟おそろいのコスチュームや、90年にホワイトハウスのジョージ・ブッシュ大統領を訪問する際に着用したジャケット、歌手のマドンナさんのエスコート役として91年にアカデミー賞授賞式に出席した際のジャケットなどジャクソンさんがステージ以外で着用した衣装も公開されている。

 音楽評論家で作詞家の湯川れい子さんと音楽プロデューサーで作詞作曲家の西寺郷太さんも会場を訪れ、湯川さんは「訪れた人は、(衣装を見て)マイケルがこんなに細くてこんなに小さかったということを実感すると思う。なんとなく切ないですね」と話していた。

 開展時間は、午前10時~午後9時(最終入場は午後8時)。料金は、平日は大人1800円(前売り1600円)、高・大学生900円(同800円)、小・中学生400円(同300円)。土曜・日曜・祝日は大人2200円(同1800円)、高・大学生1100円(同900円)、小・中学生500円(同400円)。前後半の共通チケットと特製クリアファイル、日本語図録、Tシャツなどがセットになったプレミアムグッズ付きチケットを1万円で販売する。未就学児は保護者同伴に限り入場無料。(毎日新聞デジタル)

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