スギちゃん:コルセット生脱ぎで回復アピール 「ワイルドネタは頭打ち」と路線変更も宣言

映画「エクスペンダブルズ2」のPRイベントでコルセットを外して回復をアピールしたスギちゃん
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映画「エクスペンダブルズ2」のPRイベントでコルセットを外して回復をアピールしたスギちゃん

 番組収録中の骨折の療養から活動を再開したお笑い芸人のスギちゃんが17日、東京都内で行われた映画「エクスペンダブルズ2」(サイモン・ウエスト監督)のPRイベントに登場。前日、自身のブログで今まで装着していた硬いコルセットを外せると喜んでいたスギちゃんは、この日のイベントで初めて人前でコルセットを生で脱いで、「外してやったぜ~」と順調な回復をアピール。しかし、イベントではネタやトークで滑りまくりで、「ワイルドの意味が分からない」や「しんどいですよ」とネガティブ発言を連発し、「年末にかけて、メンタル的に弱っているんで」と苦笑いを浮かべていた。

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 コルセットも軟性のものになり、体調も戻ってきたという完全復活間近のスギちゃんは、10月下旬から中京テレビで地上波初の冠番組も決まり仕事も順調の様子。だが自身のワイルドネタには不安を感じているようで、「もうワイルドな今までの形はほっぽり出しますから。R−1の予選で見せますよ!」といいつつも、どういうネタかと聞かれ、「まだ思いついてないんですけど(笑い)。ワイルドはワイルドで残っているんですが、『そっちに行ったんだ』みたいな感じ。ベストジーニスト賞取ってないので、ジーパン、ジージャンは脱がないですけど」と路線変更を宣言するにとどまった。また、「ワイルドネタは頭打ちでしょうね。『ワイルドなのをお願いします』というフリは、精神的にきついですよね」と心境を明かしていた。

 また、スギちゃんの早期復帰に代役として活躍していた同じ事務所の小島よしおさんが、同日のイベントで危機感を募らせていると明かしたことについて、スギちゃんは「小島は実際仕事あるんですよ。本当にやばいのは髭男爵ですから(笑い)。髭男爵からは真顔で『まじでなんで帰ってきたんですか』って言われて。お見舞いに来たときも、様子を見に来たんですよ、お見舞いじゃなくて」と明かし、記者たちの笑いを誘っていた。

 「エクスペンダブルズ2」は、「エクスペンダブルズ」(10年)の続編で、自らをエクスペンダブルズ(消耗品)と名乗る傭兵(ようへい)部隊が再結成し、激闘を繰り広げる。シルベスター・スタローンさん、アーノルド・シュワルツェネッガーさん、ブルース・ウィリスさん、リアム・ヘムズワースさん、ジャン・クロード・バン・ダムさん、チャック・ノリスさんらが出演する。20日公開予定。(毎日新聞デジタル)

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