公開中の劇場版アニメ「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」の特典フィルムコマがネットオークションなどでプレミア化し、現在、最高で65万円を超える値がついていることが明らかになった。フィルムコマは同アニメ前後編2本を映画館で見れば、無料でもらえるが、写っているカットにより人気に差があり、現在、最高値をつけているのは、主要キャラクターの鹿目まどかと暁美ほむらがほおを寄せ合っているシーン。同種のカットはいずれも高値をつけている。
ウナギノボリ
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フィルムコマは前編を鑑賞すると引き換えカードが配布され、後編を鑑賞した際にカードを劇場係員に提示すると引き換えでもらえる。絵柄はすべて異なるもので、なくなり次第終了となる。現在、ネットオークションで最高値をつけているフィルムは、15日に出品され、18日午後5時現在の金額は65万3100円。オークション終了日時は21日午後10時38分。
この他にも、「まどか☆マギカ」のフィルムコマは検索しただけでも1000件近くが出品されている。入札価格は1円からさまざまだが、一番人気の「まどかとほむらがほおを寄せ合っているシーン」は40万、30万円台などいずれも約20万円を超える高い呼び値がついており、「佐倉杏子の祈りのシーン」「巴マミとまどかのシーン」「杏子が戦っているシーン」「アルティメットまどか」などが5万円を超える値をつけている。
「まどか☆マギカ」は、アニメ「化物語」などの新房昭之監督、ゲーム「ファントム」の虚淵玄(うろぶち・げん)さん、マンガ「ひだまりスケッチ」の蒼樹うめさんらが手がけたオリジナルアニメ。11年1~4月にMBSなどで放送され、ほのぼのとしたタッチの映像とは裏腹の重厚な世界設定やドラマチックな展開で人気に。
劇場版はテレビアニメ版全12話を再構成したもので、「[前編]始まりの物語」「[後編]永遠の物語」の2本に分けて全国43スクリーンで公開中。13、14日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)では、後編が観客約11万7000人を動員して2位、興行収入は約1億7000万円を記録して1位となっている。また、完全新作の続編「[新編]叛逆の物語」が13年公開予定となっている。(毎日新聞デジタル)
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