エアバンド「ゴールデンボンバー」のボーカル・鬼龍院翔さんが24日、東京都内で自身初のソロ曲「Life is SHOW TIME」の発売記念イベント「本気(MAGIC)で!?SHOW TIME!!」を開催した。イベントには、イリュージョニストのプリンセス天功さんも登場し、鬼龍院さんとともにイリュージョンを披露。鬼龍院さんの体がバラバラになるマジックをかけた天功さんは、「全世界でマジックをやってきて、アーティストとマジックを行うのは初めて」と笑顔を見せると、集まった250人のファンは大喜びで、会場は歓声や拍手に包まれた。
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「スターファイヤー!」という天功さんの掛け声により、上半身がずれ、顔が下半身に落ち、体がバラバラになるという驚きのマジックを体験した鬼龍院さん。観客からどよめきが起こり、「怖かったです。緊張してひょっとしたら死ぬんじゃないかと。手羽先を折るような感触です」と独特の表現で振り返っていた。
ソロ活動について、鬼龍院さんは「メンバーがいなくて、心細さを非常に感じてます。緊張してます」と告白。歌詞に違和感を感じるという鬼龍院さんは、「こんなポジティブな歌詞を普段、ゴールデンボンバーでは歌っていなかったので、自分に『仮面ライダーウィザード』が憑依(ひょうい)したと思いこんで歌っていました」とレコーディング秘話を明かした。
また、「もし『仮面ライダー』に出演できるとしたら?」という問いかけに、鬼龍院さんは「ショッカー的な悪役をしたい。かぶりものですね」とにやり。最後に「生きとし生きるすべての人に聴いてほしい。ゴールデンボンバーは世間の方には下品というイメージを持たれているかもしれませんが、今回の楽曲はライダーの曲なので、お母様方は安心して5歳以下の子どもたちにも提供してください」とユーモアたっぷりに呼びかけた。
「Life is SHOW TIME」は、鬼龍院さん初のソロ曲で、人気特撮ドラマ最新作「仮面ライダーウィザード」(テレビ朝日系)の主題歌。初回盤など4タイプで発売中。(毎日新聞デジタル)