カプコン:「モンスターハンター4」は国内200万本出荷へ 開発体制強化

12年9月の中間連結決算説明会に登場したカプコンの辻本憲三会長
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12年9月の中間連結決算説明会に登場したカプコンの辻本憲三会長

 カプコンの辻本春弘社長は1日、東京都内で開かれた決算説明会で、13年3月に発売される人気ソフト「モンスターハンター4」(3DS)を、国内で200万本を出荷する計画であることを明らかにした。また10月に発売済みの「バイオハザード6」(PS3など)は「想定どおりのリピートがかからなかった」として、日米欧の出荷計画を当初の700万本から600万本に下方修正した。13年1月に発売予定の「DmC Devil May Cry」は日米欧で200万本の出荷を見込む。

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 「バイオハザード6」の海外での評価が思わしくなかったことについて、辻本社長は「真摯(しんし)に受け止める。次回作に期待してほしい」と話した。また辻本憲三会長は「ゲームの売れ行きと、コストは基本的に比例している。世界でゲームを1000万本売ろうとすれば、それだけの開発費をかけないと売れない。(米国のゲーム展示会)E3で、映像の見た目でも分かるが日本は完璧に負けている」と認めた上で、「世界で1000万本を売るようなコンテンツを何本作れるかだ。できたら上期と下期に1本ずつ作りたいという考えはある」と話し、今後は社内の開発体制を強化する考えを示した。

 同社の12年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比55.7%増の約455億円、本業のもうけを示す営業利益は同134.2%増の約65億円、純利益は同355.1%増の約41億円と好調だった。通期予想は、売上高が1050億円、営業利益が158億円、当期純利益が98億円としている。(毎日新聞デジタル)

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